長年に渡ってギターと付き合ってきた経験から、ついにギターレッスンを始めました。
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というわけで、ギターの上達法…というか、楽しみ方を人生にからめて書いていきたいと思う。
突然だけど、
自分が目標とするギタリストを正しく設定できているかな?
人間というものは、憧れるものっていうのは必ず自分の「これから歩いていく道」の延長線上にいる。
逆に言えば、「これから歩いていく道」の延長線上にいないものに対して憧れを抱くことはないんだ。
会社の先輩で仕事ができる人に憧れるってことはよくあるでしょ?
それは自分が「これから歩いていく道」の先にいる人だから。
野球をまったくやったこともない人が、ある日突然イチローに憧れるってことはほぼ無い。
なぜなら、イチローはそういう人の「これから歩いていく道」の先にいる人では無いから。
これね、ギターも同じ。
「自分が歩いていく道」の延長線上にいないギタリストは、憧れの対象にはならない。
例えば俺の場合、速弾きの音楽ってほとんど聴いたことが無いし、魅力を感じなかった。
それよりも、インパクトのあるフレーズのギタリストにいつも憧れていた。
だから、B’zの松本さんに憧れることは無かったが、アベフトシに憧れることやジョン・スクワイアに憧れることはあった。
当たり前と言えば、当たり前。
自分の好きな音楽(バンド)と向き合っていれば、必然的にそのギタリストが「自分の歩いていく道」の延長線上にいることになるわけだから。
だけど、そこの設定を正しくできていない人がたまにいる。
ミッシェルみたいな音楽が好きなのに、目指すはB’zの松本さん!みたいな感じ。
チグハグ。
で、なんでこれが起きるかと言うと
自分の好きな音楽(バンド)もしくは、憧れるギタリストのどちらかが、
自分の本当の「好き」じゃない
からだ。
周りのみんなが「好き」と言ってるからとか
世間一般的に評価が高いからだとか
そういった理由で決めているから、チグハグになっちゃう。
そうなっちゃうと、自分の弾くギターと、最終目標のギターが食い違っちゃうことになるから、楽しむことができなくなっちゃう。
いくらギターを楽しんで弾いても、憧れのあの人みたいに弾けない‥
みたいな状態になってしまう。
もし、ギターを弾いていてこんな壁にぶつかっているのなら、一度自分の中の
「好きなギター」の設定を見直せ!
自分は一体どんなギターを弾いている時にテンションが上がるのか?
自分は一体どんなギターをカッコイイ!と思うのか?
これを徹底的に見直してみよう。
ギターは弾く人を決して裏切らない。
ギターにはその人のすべてが出る。
「好きなギター」を正しく設定することで、ギターライフはより楽しいものになること間違いなし!
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