「あの剣を見た瞬間、 記憶の一部が蘇ったんだ。 あの剣は、  私たちが·····いやジェハ、 君が持つべきものだ」


アゲハ蝶隊(ソンジン)とは

名乗るだけで、 人々から尊敬 の眼差しを向けられ、 まるで英雄になった気分だった。 ネットカフェでゲームばかりていた頃には、 決して味わ えなかったことだ。


ネカフェでゲームばかり

花樣年華のジョングク?と似てる。





そのとき、 フード帽を目深にかぶった何者かが、 ボムの頭 を殴りつけた。 謎の人物によって、 時間を稼ぐことができた。 ジェハ 矢を持ったボムが再び襲いかかってきたが、 ジェハはそいつ を殴り飛ばし、 ハルの元に駆け寄った。


「やめろ······」 ジェ ハ はそう言って男の肩に手を置いたが、 彼は攻撃の手を 止めなかった。  まるで目の前のボムが不倶戴天の敵であるかのように、 赤 く充血した目でボムを睨みつけ、 弓を射続けた。 

グレーのジャンパーを着たその男は、 年はジェハと同じくら いに見えた。