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大きな独り言

妻、母、女、人間としての記録と人間観察日記 in アメリカ

最近、Will SmithとJada Pinkett夫妻が
公の場に二人で出演して、
何年も前にJadaが自分の息子より
ちょっと年上くらいの年齢の
若い歌手男性と不倫関係にあった
という事の詳細を釈明していた。


ちらっとその動画を見て、
私はクリントン元大統領夫妻のことを
すぐに思い出した。
モニカ・ルインスキーとの不倫関係で
弾劾裁判にかけられた夫を庇い
手を取り合って公の場に出た
ファースト・レディー。


当時出したコメントがこれである。

「どんな家庭にも問題はあります。問題に向き合わなければいけないのです。愛があるからこそ、相手を助けるのです」


スミス夫妻にしても、
クリントン夫妻にしても、
結婚に関して色々な噂や疑惑があった。
そんな中でも
実際に山を越え峠を越えて
結局、長く結婚生活を保っているのは
あっぱれである。
自分が個人的にこういう
結婚生活を送りたいかと
聞かれればノーだが
この人達の関係から学ぶことはある。


この夫婦の共通点は
結婚生活が男と女の関係というより
パートナーシップであるというところである。
多くの夫婦がルール違反とみなすことが
(例えばこの場合不倫)
必ずしも彼らの結婚の中で致命傷とは
ならない【かもしれない】という点である。


このブログで以前、
黒人が黒人同士でNワードを使う心理は
不倫された妻が【サレ妻】と自称し合い
共感をえることで癒やし合うのと似ている
みたいな主旨のことを書いたと思うのだが


ウィルとヒラリーの【サレ妻(夫)感の無さ】に
注目してほしい。自分が【サレた】ことより
もっと大きな何かを守るために
パートナーを擁護して、しかも
それが上手くいっているのである。

(もちろん内情は分からないが、
少なくともこの不倫が原因で
離婚というふうにはなっていない)

それと同時に、
【シタ】方もパートナーシップを
最重視しているからこそ、
開き直ったり、逆ギレしたりはしていない。

夫婦という【他人と他人が共存するユニット】を
強く長く保持するためには


向き合ってお互いを見つめる

より

隣に立って同じ方向を見つめる


事のほうが、効果的という事なのだろう。


夫婦というユニットを
国に置き換えてみると


今のアメリカは、
国民が真っ二つに割れて
違う方向を見ている。


他人と他人が共存するためには
お互いの欠点をカバーし合い
そこに裏切りや
尊敬を欠くような出来事があっても
どうにか、違いを認めて尊重しあわなければ
いけない。それが欠けている場合
どちらかが、いつも我慢することになる。
それは幸せなパートナーシップではない。

【サレ妻】の痛みを無視して、そんなもの無いと
否定することや、向き合わないことが
果たして良い再構築のステップだろうか?

もちろん、【サレ妻】がいつも合っていて
いつも正義かと言われたらそれは違う。
責められて嫌な気持ちになって逃げ出したい
というのも分かる。

ただし、どうして【サレ妻】が
そんなふうに感じるのかという問いかけは
パートナーである以上、絶対に必要である。


一国のリーダーに求められる資質は
【国民が同じゴールを描けるようにまとめる】
ことであり、どちらかだけの肩を持って
一方的な理想を追い求めることではない。
両方の声を聞き、最良の落としどころを
見つけて、希望を与えられるような人が
大統領になった方が、
国が長く強く続くのだと思う。


トランプが大統領に相応しいかどうかは

彼が国民の方を向いているのか
国民の隣で国民と同じ方角を見ているのか


ここを考えることだ。


アメリカという国の将来にとって
必要なことだと私は思う。