『永遠の0』~百田 尚樹~ | ☆Morning  Glow☆

『永遠の0』~百田 尚樹~



今日は久しぶりに本の紹介。




もうすぐ8月やな。




8月には終戦記念日があるよな。




オレたちは知らない戦争のこと。知ろうとしたことある?




戦争を知ってる人は高齢化が進んで知ってる人も少なくなってきて語り継がれることが困難になってきてる。




戦争を風化させたらアカンのとちゃうやろか?




風化は戦争があったこと、戦争の悲惨を忘れさせる。この国は未来に間違った方向に行かんやろか?




知識のない世代は、戦争の悲惨さを知らない。もちろんオレも知らない。本や、TVで見るしか知らん。




オレのじいちゃんは身体が弱くて戦争には行ってないし、何よりオレが産まれたときにはもういなかった。




そもそも、戦争をちゃんと知ってる若い人なんているんやろか?




関心をもってる人はどれくらいいるんやろか・・・。






この『永遠の0』の0は太平洋戦争中に日本が世界に誇る名戦闘機としてその名を轟かせた海軍零式戦闘機「零戦」のこと。






「娘に会うまでは死ねない。妻との約束を守るために」


そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎(主人公)は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像とは違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。          -『永遠の0』の背表紙よりー






当時はお国のために命をささげるのが当たり前やったよな。でも、軍隊の偉い人たちは戦地で戦うこともなく机の上だけで論議し、バカげた作戦を進めたやん。




風特攻隊(映像あり。クリックしてみて)なんて、成功したのははじめだけ。


沖縄戦のころなんて、敵艦隊まで行くのも稀になってた。




神雷部隊って知ってる?


桜花部隊、人間爆弾の桜花をつんだ部隊のこと。人間が操縦するロケット爆弾。自力で飛び立つことも出来ず、着陸することも出来ない。ただまっすぐに滑空するだけしか出来ない。吊り下げられ、上空から敵艦に向かって飛んでいくだけの人間ロケット。




神風はみんな零戦で突っ込んだんやと思ってない?


ちゃうで。




真珠湾攻撃もさ、宣戦布告と同時に戦闘をするはずが、ワシントン駐米大使館員が前日、送別会のパーティでのみまくって、翌日遅れてやってきたがために開戦後にハル国務長官に届き『日本人は卑怯なだまし討ちをする民族』というレッテルを貼られたんやって知ってた?




そして、戦争の責任は下のものに押し付け、エリート達は何の責任もとらされていない。




これってさ、今の政治家や官僚の姿とダブるのはオレだけかな?




戦闘機に乗ってたら「九死に一生」、特攻は「十死零生」




戦争は絶対に二度としたらアカンよな。




戦争を知らない世代が増えてるからこそ風化せんようにせなアカンと思う。




この本は難しいわけじゃないよ。




話に引き込まれる。涙なくしては読めない。




特に、今の10代、20代の若い世代に読んで欲しいな。この国の未来をになってるから・・・。






「誰のために生きるのか」作者はそのことを現代に問おうとした作品と言っています。






終戦記念日を迎える今、みんなに読んで欲しい本です。








講談社文庫『永遠の0』 百田 尚樹    876円(税別)








Rin印  Produced by 雅人






ペタしてね