初めまして、宮田直人と言います。

まずは簡単に自己紹介を。

僕は、普段ジャグラーとして舞台を中心に活動しています。
ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』に出演していたり、去年からマイムラボセカンドでお世話になっていたり。
そのご縁でマイムアワーに初めて参加させて頂くことになりました。

今回のマイムアワーでは幾つかの作品にアンサンブルで出演させて頂きます。
マイム作品はその人の個性というか人間味がよく出て、それぞれの作品に色があって面白い。そう思いながら稽古を進めています。

それと別で、ソロ作品を1つやります。
マイムの舞台ですが "ジャグリング" をします。


例えば鞄のマイムってありますよね。
空間固定などマイムの技術を使って、鞄が止まったり勝手に動いているように見せるものです。
でもあれを「オブジェクトマニピュレーション(=物体操作)」の1つとして考えれば、広義の "ジャグリング" に位置付けることも出来ると思うんです。

マイムの技術や考え方の "一部" は、ジャグリングの技術や考え方の "一部" と親和性があると思うのです。

多分、大道芸をはじめとしたパフォーマンスで披露されるシンプルに凄い技術たちは、その "一部" になり得る可能性が低いと思っています。だって "ジャグリング" に見えてしまうから。
僕達ジャグラーが練習の中で身に付けながら「マニアックだから」「凄さが伝わらないから」という理由で封印している数多くの技術の中にこそ、可能性が存在している気がするのです。
日の目を見ることのないそれらを活躍させる手法を探求していきたいのです。

僕はいつも「ジャグラーです」と名乗った際、何故か「凄い技をして人を楽しませる人」と思われてしまうことに戸惑いを感じるのです。
勿論凄い技は出来ますし、それを使って人を楽しませることもまぁ出来ます。
でも、もっと根幹は「モノを動かしたり、そのバリエーションを探求することが好き」なんです。そんなちょっと変わってるけど普通の人なんです。

『扱えるモノの数が少しだけ多くて、動かし方を少しだけ多く身に付けた “ジャグラー” と呼ばれる人たちが舞台上で輝ける手段を探ること』

僕の活動理念はこうです。


今回作るのは、自分自身が道具の動きの補助となり「道具に演じてもらう」作品です。
思いの外、僕は「"ジャグラー" の作るこの作品がマイムとして受け入れてもらえるかどうか」については心配をしていません。


多分、まだ多くの人が挑戦していなかったり気付いていないだけ。


マイムの世界を、違う目線で広げていけるのではないかと
そう信じて本番を楽しみにしています。

 

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『ザ・マイムアワー vol.10』

日時:2018年6月24日(日) 13:00 / 17:30
場所:一心寺シアター倶楽
料金:1,500円 (全自由席)
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