世界は、さまざまな音と香りに満ちている。

こんなにもバラエティに富んでいたのだなぁ、としみじみ思う。


それはそーと、セルフ腸もみとセルフ指紋スイッチをはじめたのが、2023年の前半のこと。そして、この4月に腸のお作法を受けた。

それらの影響が、じわじわと広がってきたように感じている。どれかひとつではなく、ぜんぶが影響しあっているような。

さて、薬膳紅茶が届いて大喜びしていた先日。

こちらのブレンドティーは干支によって処方がちがうらしいので、午と酉をオーダーした。つもりだった。

お茶を淹れる段になって、パッケージを見たら、申と戌。って、あれ?
猿と犬のイラストのパッケージを、ぼんやり眺める。いくら眺めていたって、猿と犬のイラストが馬と鳥に変わるわけないじゃん。

あわてて納品書を確認すると、申と戌、って書いてあるじゃん。注文したメールを見返したら、申と戌をオーダーしているじゃん。

まぁいいや、このまま美味しくいただいちゃおっと。午(わたし)と酉(娘)だからって、申と戌を飲んじゃいけないってこともないだろう。

さて、陽気のせいなのか、なにを食べてもおいしく感じる。
もともと好きな焼き菓子が、より美味しくなっちゃう。

シナモンパウダーをふわっとまぶした生クリームとラズベリー、皮ごと食べられる無花果の下にはカシスのムースが敷いてある素敵なタルト。

シダー感がありウォームスパイスの香りをかすかに感じるスマトラ産のコーヒーを合わせてみた。シナモンパウダーがかかった生クリームやタイムの葉っぱとは引き立て合うのだけれど、下のフルーツ部分はもうひとつだった。

フルーティで明るい酸味のコロンビアのナチュラルと合わせてみたら、下のカシスムースのサワー感とコロンビアの明るい酸味で華やかさのある組み合わせになった。

そしたら、トロピカル感があってスウィーツを思わせるようなコロンビアのナチュラルと合わせてみたらどうだろう。と思い試してみたら、無花果ともカシスとも相性が良いだけでなく、トッピングのラズベリーがよりコーヒーの華やかなフレーバーを引き立てる組み合わせになった。

マスカルポーネが混ざっている生クリームは軽やかだから、ちょっと酸味のあるコーヒーと合わせたい。

あーだこーだ仮説を立てるのも楽しいけれど、なにごとも試してみなくちゃ分からない。


最近は、高橋幸宏ばかり。

日本語バージョンよりも、こちらの方が好き。