カランコロン♪


毎週日曜日に聞いている浅井博章の「SUPER FINE SUNDAY」というラジオ番組の中で、DJの浅井博章さんが毎週おすすめの本を紹介してくれるコーナーがある。そこで1カ月ほど前かな?に紹介されていた「君のクイズ」って本がむちゃくちゃ面白そうで、思わず珍しく新刊で購入した。
優勝賞金1000万円がかかったクイズ大会の決勝戦で主人公の対戦相手が最後の問題でアナウンサーが問題文を一言も発していない段階で解答ボタンを押し、しかも正答して優勝を決めた。世間は「やらせだ!」と大騒ぎ。準優勝で終ってしまった主人公が、やらせはあったのか、なかったとしたらどうしてまだ問題が読まれていないにも関わらず応えられたのか、を調べていく、というストーリー。わくわくするでしょ?

主人公はクイズが大好きで、クイズは経験したものしか解けない。クイズに正解するたびに自分の過去の経験が役に立つ、つまり自分の人生が肯定された気になる。というようなことを作中で語る。実際この大会でも問題文が読まれると一瞬で自分の人生の思い出の中から答えを見つけていくシーンが描かれていて、映画「スラムドッグミリオネア」を彷彿させる。

あまり詳しく書くとネタバレになってしまうので、書かないけれども、まぁ面白かった。オチはちょっと想像していたものと違ってあまりインパクトは得られなかったけれども、途中で「もしかしてこれって…」と最初から読み直したくなるような気付きがある作品。
今年の本屋大賞にもノミネートされているみたいなので、ぜひ読んでみてください。

ちなみに僕は「ロードオブドッグタウン」という映画を借りようとして間違えて「スラムドッグミリオネア」を借りてしまった。そう言えば結局「ロードオブドッグタウン」は見ていないなぁ。


カランコロン♪