漆間大哉は公務員になった。
激務だった。
しかし、昨今見受けられる民間ブラック企業と比べれば、破格の給金であったため、懸命に働いた。

結婚したい、と言ってくれる人と巡り会えた。
芸能人か?!と疑うようなハイスペックな同僚だった。

その直後から、漆間の周囲で嫌がらせが始まった。
最終的に、いつの間にか全く知らない不祥事の元凶にされてしまった。

横恋慕の嫉妬の恐ろしさを知った。どうすればいいのか、全く判断できなくなっていった。

不祥事が表沙汰になる前に死のうと決意した。

動機『職場で追い詰められて』

山奥に停めた車内で練炭を焚いたが、気がついたら警察に保護されていた。

不祥事の元凶にはならずにすんだが、職場にはいられなくなった。交際相手にもうまく説明できず、別れた。