読んだ本すべてをupしたいとは思ってるんですよ‥備忘録の役割もあるので‥絲山秋子氏の本と今回upした本の間にも3冊‥そのうちなんとか‥
ならないε=ε=ε=
宮下奈都著の『スコーレNo.4』
彼女らが育ったのは、いつも穏やかな童謡のように流れていく川に寄り添う物腰のやわらかな町。その町で古道具屋を営んでいる家で育った。
自由奔放に生きている妹・七葉(ナノハ)は幼い頃から優しく可愛げがあり機転の利く器量よし。それに対して18ヶ月差(学年で一つ年上)の姉の私(麻子)は七葉のような明るさも女の子らしい風情もない平凡な人間だと自らを位置づけている。
……
………
…………
と、書き進めよーと思ったけど
…
あーつまんねェ「ゴールが“男”なんだぁー」というガッカリ感が広がる後味。
(※あくまでidiotな私のマヌケで的外れな視点です、好きな方スルーお願いします)
1人の女性が学ぶ場所(スコーレ)を重ねていく中で悩み成長(?)する姿を描いた作品。
いろんなレビューで誉められ、書店の“ことpop”でお薦めされ、書評で…、帯で…、そんなこんなでハードルが「そりゃ飛べねぇッ」とこまで上がってた(というか勝手に上げてた)のかも知れないと思うと気の毒なんですが、主人公が結婚するかもと思わせるエンディングで「ほら、ハッピーエンドでしょ♥メデタシメデタシ…」というのはどーなの?矮小化してない?
人が思い患うさまや女性の生き方そのもの、未だに残るくだらない因習のような障壁にどう対峙していくのか‥ってことを、そこ(男や安易な絆)に集約させるようなエンディングだけはやめてほしかった。
途中あたりから大昔のNHK朝ドラ的な匂いがしだしたので「ちょっとヤバいな」と感じてはいたんですがね‥
最初っからそんな雰囲気があったわけじゃない、静かな入り方だけど、丁寧でなんだかよさげだったんです。むしろ期待。
複数の価値観が少しずつズレながら重なるような空間(家)でコンプレックスとまでは言わないにしろ気後れを感じて育った主人公が、妹や父との関係性を軸に屈折と素直を同時に描いていくあたりはイイ掴みだったんです。
特に妹への愛情と確執が絡み合う思いが綴られているところは古典的だけど普遍性がある提起でしょ‥。
…と、ここまででした。同調してたのは。
いや、共感できなくてもイイ。共感できないことをその丁寧さで重ね綴ってほしかった。最終章なんか甘々でバタバタの展開だもん。なんの説得力もない。
シンデレラ・シンドロームの亜流
あーつまんねェ
あッそれから巻末の北上次郎の解説、歯が浮いたぞ!なんなの その褒めちぎり 他でもこんな仕事してるの?
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「worried about you(あんたが心配)」「sympathy for the devil(悪魔を憐れむ歌)」~、ストーンズの曲が並ぶ章のタイトル、それがリンクしてるのかどうかそこまで聴き込んでるワケではないのでわからないというのが正直なんですが、そんな私でも章のイメージが重なったり一節がシンクロしたりするのを感じたり見たりしました。
絲山秋子著の『ダーティ・ワーク』
いつまでもギターをいじってる。けれどふと途切れる瞬間があり音が止まった後に残るのは膨大な暇。音楽は聴くが仕事のものが大半。それが終わるとストーンズばかり、そのストーンズだって流してるだけ‥熱くなってた時は終わった。熊井望は紹介された仕事ならなんでもこなすギタリスト28歳。
彼女は93年から97年まで共にバンドをやっていたある1人のことを今でもずっと思っている…。
四年も付き合ってる辰也(郵便局員)とは相性がいいのかもしれないが惰性が七割‥輸入車の広報の仕事が取り柄と思ってる貴子は最近義姉(兄嫁)の麻子さんと仲良くしている。
貴子はくだらないことで辰也に腹を立て、空いてしまうようになった週末に麻子さんにコンタクトする…。
遠井は飲んだ席で友人から容姿のことを言われ傷ついていた大学時代の神原美雪の姿を覚えていた。遠井は彼女の切羽詰まった「来てくれるか?」に「今から行くよ」と応える。
遠井は以前の職を辞め、今は働きたい日なんて1日もないどうせ「汚い仕事」だと思ってる職に就いている。
悪性リンパ腫で入院してる神原美雪からのメールを受け関越道から常磐道、土浦へ向かう…。
…
さまざまな彼女彼らの陰影のある姿を静かに追い描いていく‥短編連作の形をとった長編。
何かのサクセスはないしヒーローもいない。“痛み(心の)”を伴う話を逃げることもせず、大仰に騒ぐこともなく、淡々というのとも違うそんな語り口で綴られ、軋む繋がりや歪む思いの中で上手に生きられない彼女彼らが何か希望(?とも違うターニングポイント的な‥)のようなモノが先の方でチラッと見えた瞬間をエンディング(各章ごと)にしているのがグッときて響いてくる一冊に加わりました。
絲山秋子氏の描く人物はしゃべり過ぎない。説明的なことは言わない。読み進めていると滲みでてくる登場人物の思いや心の動き、視線の流れまでもが解ってくるような錯覚に陥ってしまいます。著者のそんな登場人物への寄り添い方がお気に入りの大きな理由なんでしょうね。(ひいきの欲目)
タイトル『ダーティ・ワーク』や章ごとのタイトルは、もちろんThe Rolling Stonesからの出典で、そのセンスは好きな人にはゾクッとくるはずです。もちろん音楽に興味なくてもそこから何か伝わってきます。
Android携帯からの投稿
絲山秋子著の『ダーティ・ワーク』
いつまでもギターをいじってる。けれどふと途切れる瞬間があり音が止まった後に残るのは膨大な暇。音楽は聴くが仕事のものが大半。それが終わるとストーンズばかり、そのストーンズだって流してるだけ‥熱くなってた時は終わった。熊井望は紹介された仕事ならなんでもこなすギタリスト28歳。
彼女は93年から97年まで共にバンドをやっていたある1人のことを今でもずっと思っている…。
四年も付き合ってる辰也(郵便局員)とは相性がいいのかもしれないが惰性が七割‥輸入車の広報の仕事が取り柄と思ってる貴子は最近義姉(兄嫁)の麻子さんと仲良くしている。
貴子はくだらないことで辰也に腹を立て、空いてしまうようになった週末に麻子さんにコンタクトする…。
遠井は飲んだ席で友人から容姿のことを言われ傷ついていた大学時代の神原美雪の姿を覚えていた。遠井は彼女の切羽詰まった「来てくれるか?」に「今から行くよ」と応える。
遠井は以前の職を辞め、今は働きたい日なんて1日もないどうせ「汚い仕事」だと思ってる職に就いている。
悪性リンパ腫で入院してる神原美雪からのメールを受け関越道から常磐道、土浦へ向かう…。
…
さまざまな彼女彼らの陰影のある姿を静かに追い描いていく‥短編連作の形をとった長編。
何かのサクセスはないしヒーローもいない。“痛み(心の)”を伴う話を逃げることもせず、大仰に騒ぐこともなく、淡々というのとも違うそんな語り口で綴られ、軋む繋がりや歪む思いの中で上手に生きられない彼女彼らが何か希望(?とも違うターニングポイント的な‥)のようなモノが先の方でチラッと見えた瞬間をエンディング(各章ごと)にしているのがグッときて響いてくる一冊に加わりました。
絲山秋子氏の描く人物はしゃべり過ぎない。説明的なことは言わない。読み進めていると滲みでてくる登場人物の思いや心の動き、視線の流れまでもが解ってくるような錯覚に陥ってしまいます。著者のそんな登場人物への寄り添い方がお気に入りの大きな理由なんでしょうね。(ひいきの欲目)
タイトル『ダーティ・ワーク』や章ごとのタイトルは、もちろんThe Rolling Stonesからの出典で、そのセンスは好きな人にはゾクッとくるはずです。もちろん音楽に興味なくてもそこから何か伝わってきます。
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ペイリンとかブッシュの匂いがするちっちゃいエピソード


