ボストンキャリアフォーラム内定-内定率を高める準備と戦略- -8ページ目

ボストンキャリアフォーラム内定-内定率を高める準備と戦略-

CFNのボスキャリ(Boston Career Forum)にて内定するための準備の仕方、戦略の立て方を大公開。ES、面接、ディナー、履歴書、レジュメをカバー。ボスキャリにて某財閥系総合商社や大手から内定を多数獲得。現在は某総合商社にて日々奮闘中。

——————-就活コーチング講座内定実績——————-
モルガン・スタンレー、ベイン&カンパニー、三菱商事、住友商事、E&Y、インテリジェンス、サイバーエージェント、DeNA、楽天、野村総研(グローバル・マーケッツ)、博報堂、三井物産、アクセンチュア戦略、アクセンチュアIT、IBCS、リクルート、リクルートエージェント、SONY、マイナビ、等々。

★詳しくはこちらまで★

http://bostoncareerforum.jp/

———————————————————————————————

現在海外出張中です。直行便がなかったため、大分疲れました(汗)少し時間ができたので今回は学生さんが良く陥りがちな罠についてお話しようと思います。

■「こうなりたい」しか見えていない病

例えば、

「コンサルタントがカッコイイ。絶対コンサルになりたい」

「投資銀行業務に憧れる。自分はトレーダーになるんだ」

「商社でやはり無法地帯のように、新興国に進出して活躍したい」

こういったことを真剣に考えている学生さんにたまに出会います。

それはそれ自体では、全く問題ないですし、むしろ夢があるということは原動力になります。何もないよりも、熱い想いを持っていた方が良いのは間違いないです。

ただ、この「これになりたい!」という点で敢えて一つ指摘しなければいけないことがあります。

それは、「WANT」しか見ていない、という点です。

社会に出るということ、そして労働市場で限られたポジションに付くには、「WANT」だけでは足りないのです。

そこには、「CAN」という視点が必要です。(これに「SHOULD」も必要という見方もできますが、kこれは社会的にやるべき、つまりその仕事のニーズが社気的にあるのかという視点です)

これは社会人になってからもそうなのですが、足元(自分)を全く見ず、かつ周り(競合)を見ずにキャリア設計をしてしまうと非常に危険です。

これは何故でしょうか。

というのも、その一点のみに集中し、準備をしてしまうからです。これは戦略的にはハイリスク・ハイリターンですね。

もし受からなかった場合、他の業種や業界の準備が足りていないため、「落ち始めて、やっぱりだめか・・・ということに気付き、他の会社もたくさん受けるが、戦略が分散しており事前準備が足りておらず、面接に落ちて自信がないのでドンドン落ちる」というサイクルにはまってしまう可能性が非常に高いのです。

だからといって、夢を諦めろと言っているわけでは全くなく、要するに「夢を追うのも有」(ハイリスク・ハイリターン)。ただ、現実的なところもしっかりと事前に考え、戦略を立て、実行しなければいけない、ということです。

これは投資でも、大学受験でも、何でもそうですね。「滑り止め」(Low)、「妥当ライン」(Middle)、そして「夢・目標企業」(High)の3つをしっかりと意識して、事前に準備をしておくこと。

決して、全ての時間をHighの企業のみに集中しないこと。する場合は、全てHighの企業に落ちた場合のリスクを予め想像しておき、シナリオを描いておくこと。

その場合は、考えたくないけれど、こことここを受けよう。その場合、今からここら辺の企業も企業研究しておいた方がいいな・・・と「仮に最悪シナリオが発生した場合」をしっかりと想定して、今から準備をしておきましょう。

戦略コンサル、投資銀行、総合商社、そしてサイバーエージェントや楽天などのメガベンチャーはやはり人気です。

一方で、「受けたい!」ということしか考えずに、競合のレベルを全くリサーチせず、自分の立ち位置を客観視せずに、「気合いがあれば受かるかもしれない」という自己啓発の本で良く言われる言葉を信じ過ぎ、「結局全てが駄目だった・・・」という学生さんは毎年たくさんいます。

自己啓発本はモチベーションを高めるには良いのですが、皆さんが聞きたい言葉しか羅列しません(「努力すれば大丈夫!」「あなたも何にでもなれる!」)。

もちろん、個人的には自己啓発本は大好きですが、結局人が変わったり、今まで以上の成果を出すには「圧倒的な集中力と努力」が絶対に必要不可欠です。

そこを通り越して、果実を得るという、蜂蜜にシロップをたっぷりかけたあま~い考えは、非常に危険です。

「思考は現実化する」等の、自己啓発本の趣旨はモチベーションを上げることであって、最終的にはどれだけ努力できたか。この一点につきます。

逆に言えば、数カ月で果実を得よう、と期待するのではなく、腰を添えて5年、10年かけて今では想像できないところを目指そう、という考え方を持っている人の方が成功すると僕は思います。

あ、因みにコーチング枠も残り2名となりましたので、ご興味がある方はご連絡ください♪

皆さん、頑張りましょう!

■就活コーチング
http://bostoncareerforum.jp/


■書籍出版!「ボストンキャリアフォーラム内定2014」上&下の二冊!http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%A0%E5%86%85%E5%AE%9A2014-%E5%86%85%E5%AE%9A%E7%8E%87%E3%82%92%E9%AB%98%E3%82%81%E3%82%8B%E6%BA%96%E5%82%99%E3%81%A8%E6%96%B9%E6%B3%95-%E4%B8%8A-%E5%B2%A1%E7%94%B0%E7%B4%94%E4%B8%80-ebook/dp/B00CZCJ98K