助産師・天使ママのライフメンター

石渡智恵美(いしわた ちえみ)

 

 

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(Photo by Akari Kuramoto / every single day)

 

 

■助産師

総合周産期母子医療センター

産科病棟・MFICU病棟に約4年勤務

産声のないお産や

予定日より

数ヶ月も早く生まれるお産を含めた

100件以上のいのちの経験に立ち会う

 

 

■100例以上の生と死を

強烈に感じる出逢い、

流産を経験した助産師の

いのちからのメッセージを感じる力、

受け取る力で、

「悲しみを悲しみで終わらせない」

心のあり方を発見。

 


■病院勤務助産師として

突然の厳しいいのちの決断を見守る経験、

産声のないいのちの誕生に

立ち会わせていただいた経験、

自身の流産・婦人科疾患経験から

大人の女性が

涙を流していのちへの想いを打ち明ける、

「想像力」×「質問力」を生かした、

いのちの経験を癒す

セッションアプローチが得意。

 

 

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(Photo by Akari Kuramoto / every single day)

 

 

■ミッション

悲しいいのちの経験をした女性の

悲しみの中にあるギフトに気づいた

その先にある、

「新しい私」としての人生の指針を

一緒に見つけ、「伴歩」すること

 

 

■ビジョン 

天使ママになった女性が

自分のいのちの経験を

自分の人生の「宝物」として

その後の人生を

より深みのある私として

自信を持って生きていける世界を

育んでいくこと

 

 

■趣味は、読書、散歩、ヨガ、

神社仏閣、美術館めぐり

美しいもの、本質的なものが好き

 

 

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 助産師ちえみの

 今日までのストーリー

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1992年静岡県伊豆市に

長女として生まれる

 

小学生の頃は

周りの反応や

失敗を恐るあまり、

「手を挙げて発言ができない子」だった。

 

 

そんな自分が嫌だった。

毎日は平凡にすぎていき、

それはそれで幸せだけれど、

どこか自分を生きていない

違和感があった。

 

 

恩師との出逢い、そして

中学校への進学を機に、

「自分を変えよう」と決意。

 

 

「手を挙げて発言できない子」が

・生徒会役員へ立候補、当選

・学級委員

・3年連続英語弁論大会へ出場、

中学3年時には県大会で入賞し、

高円宮杯全国英語弁論大会へ出場

 

 

どんどん自分の人生が

楽しくなってきた感覚があった。

 

 

自分の人生は

自分の思考や行動で

どうにでもクリエイトできると

実感した。

 


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(Photo by Akari Kuramoto / every single day)

 

 

高校は大好きな英語教育に力を入れている

進学校に進学。

よく小さい頃に言われた記憶がある

「看護師になったら?」という親の声や、

医療ドラマやドキュメンタリーが大好きで

医療の現場で誰かの役に立つ働き方に

とても心が動いた。

 

 

記憶は不確かだけれど、

高校生になった時くらいから、

大学生になるくらいまで

ブログをやっていたと思う。

今はサービスが終了してしまった

Yahooブログで

思ったこと、考えたことを発信していた。

今思えば昔から

書くこと、言葉にすることが

好きだったんだと思う。

 

 

看護師を目指し大学に進学。

英語に強い、

国際色豊かで、

学校のこじんまりとした雰囲気が

とても心地よかった

聖路加看護大学(現 聖路加国際大学)で

看護師になるために4年間を過ごす。

 

 

カナダに2回英語留学、

韓国に1回医療留学を

経験する機会に恵まれた。

 

 

看護学生時代は、

産科病棟で働きたいとか、

助産師になろうという想いは

一切なかった。

英語が好きなので、

英語を生かして

看護の仕事が国内外でできたら良いな〜

なんてことを真面目に考えていた。

 

 

しかし

大学2年時、一つの転機が訪れた。

産科領域の実習で

1人の女性の出産に

立ち会わせていただく経験を通し、

いのちの始まりに携わることができる

助産師という仕事に

魅力を感じたのである。

 

 

「助産師になりたい。なろう」と思った。

 

 

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(Photo by Akari Kuramoto / every single day)

 

 

大学卒業後、

さらに2年間、大学院に進み

助産師の資格取得のために

勉学に励んだ。

 

 

大学院も聖路加に進み、

英語に触れる学習環境も

とても充実していた。

(大学院では嫌でも

海外文献に触れたりしないといけないが

そこそこ楽しかった!)

 

 

途上国の母子保健の実際を知り、

現地の学生との交流を目的に

タンザニアに数週間滞在したこともある。

 

 

大学院の授業では、

産声のないお産、グリーフケア

といった言葉には触れたけれども

経験として感じ、学ぶということは

あまりなかったように思う。

個人的に特に学びを深めたいという

特別な関心もなかった。

「そういうこともあるんだなあ」と

思う程度であった。

 

 

でも、学生時代の実習先だった

とある病院のお産で

22週未満に赤ちゃんが生まれてしまい、

その赤ちゃんがバックヤードのシンクで

ガーゼに包まれて

寂しそうに、寒そうにしていた姿が

今でも忘れられない。

 

 

あの時のお母さんは

お産の後、赤ちゃんと

どのような思い出づくりをしたのだろう?

どのように赤ちゃんと過ごしたのだろう?

と、天使ママに発信をするようになった今、

とても気になることである。

 

 

計6年の学生生活を終え、

ご縁あって大阪の病院で

助産師としての歩みを始めた。

 

 

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(Photo by Akari Kuramoto / every single day)

 

 

助産師も2年目になる頃、

学生時代に最初の結婚をしていた私は

25歳で初めての妊娠を経験。

しかし心拍も見れないまま、

あっという間に流産になってしまった。

おまけに

胞状奇胎という異常妊娠で、

しばらく妊娠は避けてくださいと言われ、

月1回の通院生活が始まった。

「よくあること、私は悪くない、

運が悪かった」と自分に言い聞かせた。

 

 

その時は、悲しいいのちの経験について

当時の夫と、

職場長以外の誰にも言わない、

という選択をし、

必死に毎日を過ごした。

 

 

流産処置も日帰りで行い、

数日後には

何もなかった顔をして

目の前の妊婦さんやお産を控えた女性、

産後の女性や赤ちゃんに関わっていた。

 

 

今思えば

なんとか笑顔で過ごしていたけれども

家に帰れば涙は止まらず、

当時の夫に想いを当たり散らしては

なんとか自分を保っていた。

 

 

かなり精神衛生上無理をして

助産師の仕事を続けていたなと

今振り返れば思う。

 

 

時間があれば

「私の人生どこまで底に落ちるんだろう?」

「どうせ私の大切な人は

みんな私から離れていってしまうんだ」

そんなことを思っていた。

 

 

今から思えば

怖いほど現実になっていて、

まさに「負の引き寄せ」を実践してしまった

苦くも、今に確実に繋がる

ありがたい過去の私である。

 

 

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(Photo by Akari Kuramoto / every single day)

 

 

当時の夫には

同じ悲しみを味わった当事者なのに

その経験を2人で癒し合うどころか、

私はさらにその悲しみを

深くしてしまったように思うところがあり、

今思っても遅いのだが、

非常に申し訳ないことをしてしまった

と思っている。

 

 

流産だけが

決断のきっかけになった訳ではないが、

その後しばらく経って

お互い別々の道を歩むことを選択した。

27歳の出来事だった。

 

 

お互いのより良い未来のために必要だった。

離婚届を出す頃には、

とても軽やかな気持ちを

整えることができていたが、

やはり、

「大切な人を大切にしたかったのに

心から大切にできなかった」

という想いは消えず

(消したくないのだが)

確実に今の活動の原点になっている。

 

 

あの時の私が

自分で自分を癒すことができたら・・・

夫だけでなく、

同じ経験をした女性と

癒し合うことができたら・・・

 

 

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過去の自分に話しかけるように、

そして直接的ではなくても

天使ママさんとの関わりを通し

過去の夫のような人を癒せるように・・・

 

 

そんなことを思いながら

天使ママや生きづらさを抱える女性に

発信を続けている。

 

 

それができているのも

当時の夫のおかげである。

 

 

どうして?

と思う方もいるかもしれない。

 

 

なぜなら

別々の道を歩もうという話が出た時、

私は彼との夫婦という関係が無くなったら

流産のことも隠した方が良いのだろうか?

と悩んだ。

流産した当時は誰にも言えなかったし、

言いたいとも思わなかった。

でも、不思議なことに

時間の経過や考えの変化とともに、

想いは変わっていった。

 

 

「流産やパートナーシップで悩んだ経験を

必要としてくれる人にオープンにして

誰かのお役に立てる生き方をしていきたい」

と、離婚の話をしている時に

当時の夫に伝えた。

すると、「すごく良いと思う」と

賛成してくれたのである。

 

 

予想外の

とても気持ちが良い返答で、

ものすごく嬉しかった。

ものすごくありがたかった。

彼の理解と応援があったから、

今私はこうしていのちの経験をオープンに、

心地よく発信することができている。

 

 

あの時、

確か夫は久々に

明るい表情をしてくれていたと思う。

 

 

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女性の笑顔って大事なんだ!

周りの人を笑顔にしちゃうパワーがある!

逆境と思える出来事を

私は逆境で終わらせない。

 

 

私は中学生の頃に感じた

「自分の人生を生きる楽しさ」を

久しぶりに思い出すことができた感覚だった。

 

 

今まで私は、

誰の人生を生きてきたんだろう?

何を大切に生きてきたんだろう?

とハッとさせられる出来事でもあった。

 

 

自身のいのちの経験、

そしてパートナーシップの課題を

整理する過程で、

自分を知るために

私はコーチングや

自分を知るための様々なツールに

100万円以上の自己投資をした。

 

 

自分にそれだけお金を使うことは

勇気がいることだったけれど、

誰かの人生ではなく、

もがきながらも

逆境と思える出来事を力に変えて

自分の人生を心から楽しく生きる

そんな人たちに出逢い、

自分が自分でいられる

そんなコミュニティにも

出逢うことができた。

 

 

自分のために

これだけ本気でお金を使える。

そして誰かに還元できる。

その過程が自分の自信にも繋がった。

 

 

そんな人たちやコミュニティに関わることで

だんだんと自分の本当の声を聞くことが

得意になってきた。

そして自分の心地よさに

とても敏感になるようになった。

自分の感情を大切に

物事を選択、判断するようになった。

 

 

今も自己投資を続け、

より良い私を整えて

ミッションやビジョンを

大切に人生の歩みを進めている。

 

 

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(Photo by Akari Kuramoto / every single day)

 

 

28歳、

病院勤務助産師もとても楽しかったが、

産声のないお産との出逢い、

自身の流産・婦人科疾患、離婚を機に

自分のミッションとビジョンに

目覚めたことで

病院から地域に戻った

天使ママさんと関わりたい。

一緒にその後の人生を

歩む存在になりたいと思った。

 

 

働き方を工夫して、

自分の活動と両立してできないかと

職場に相談するも、

副業になるため

その働き方はできないとの判断。

 

 

自分の中の違和感と、

溢れるエネルギーを感じる中、

安心安全な組織のもとに

とどまっていられなくなってしまい、

退職を決意。



退職後、

天使ママの身体と心相談(オンライン)

「いのちのゆりかご」を開業。

 

 

時期を同じくして

10年前に綴っていたブログを

互いに読み合っていた人と

ご縁が繋がる不思議な出来事があり、

今は再婚し、

公私共に響きあえるパートナーとして

千葉で暮らしを共にしている。

 

 

「生活のことは気にせず、

やりたいことを好きにやってみたら良い」

と、私のミッションやビジョンを

全力で応援してくれるパートナーに

心から感謝である。

 

 

そして何よりも

私に

「ママの人生をちゃんと生きて!!!」と

強烈なメッセージをギフトしてくれて、

その後も沢山の

天使ママさんとのご縁を繋いでくれている

お空の天使にありがとう。


 

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(Photo by Akari Kuramoto / every single day)

 

 

29歳の私の夢は、

死別専門の助産師になること。



どうなるかわかりませんし、

ちょっとおかしな助産師

と思われるかもしれない。



でも、

私はいのちが亡くなることに

寄り添うことを通して、

女性の「産む」を「助ける」、

そんな「助産師」でありたいです。



産声のあるお産をサポートするだけが

助産師ではない。

助産師のイメージや概念にも

新しい風を吹き込んでいきたいです。





最後までお読みいただき

ありがとうございました。

皆様といのちのお話ができる日を

楽しみにしています。

 

 

今日もいのちにありがとう。

 

 


助産師・天使ママのライフメンター

石渡智恵美(いしわた ちえみ)

 

 

 

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