こんにちは、助産師のちえみです。

助産師として最後の砦のような病院勤務を経験、自身の流産・天使ママの女性たちとの出逢いから現在はフリーで女性の笑顔のために活動中です。(詳細はこちらから

 


 

 

稽留流産(後に胞状奇胎と判明)してから

今年の2月19日で8年が経ちました。

 

 

今年の「今日」は、

いつものように朝を迎え、

地上の子たちと食事をとり

夫の出勤を見送り、

 

下の子を抱っこ紐で抱き、

上の子と手をつなぎ、

徒歩と電車で保育園に送り届ける朝。

 

 

子どもたちと離れ、「私」に戻った時、

8年前のあの日から今日までのことが

あたたかい記憶の風にのって

私の中に戻ってきたような感覚がありました。

 

 

【あの日の朝】処置の日の記憶

 

・育ついのちではないという状況でも続くつわりに苦しみながら、吐き気と涙で流産処置当日の朝を迎えたこと

・病院ではあまりの顔色の悪さに「大丈夫?」と医師に心配されたこと(内心、何が大丈夫なんだよと、誰も悪くないけれどどこかにぶつけなくてはやっていられない怒りのような気持ちも沸々と自分の中にありました)

・前処置から手術までの数時間、痛み止めの選択肢もなく、ただただ痛みに耐える拷問のような時間だったこと

・無事に処置を終えたこと

・処置を終えて麻酔からしっかり目覚めるまでの時間、看護師さんが背中を撫でてくれていたこと、一言も言葉を交わさなかったけれど、その感覚や時間の温かさは確かに覚えていること

・処置の後、嘘のように身体が軽くなったこと、お腹が空いたことが、うれしくもあり、とてつもなく虚しかったこと

・意地でも歩いて家に帰ろうと思ったけれど(徒歩5分くらいの距離)、歩けずにひとりタクシーで帰宅したこと

・帰宅したら不思議な力が出て、あまりの空腹感に近所のスーパーで「カツ丼」を買ったこと 

・蓋を開けた時の匂いに吐き気を催すこともなく、純粋に「美味しそう」と感じられたこと、ペロリと美味しく食べることができたけど、もう「妊婦」ではなくなったこと、いのちとお別れしたことがすごく虚しかったこと

 

 

【その後の日々】仕事に戻った私、妊活強制ストップ、選び直しの人生

 

・処置から数日後には何もなかったように、病棟の助産師の仕事に戻ったこと(職場では仕事ができても、帰宅後に蓋をしていた様々な感情が爆発する日々)

・元夫と共に過ごした時間、ご縁の意味、今につながっている学びやギフト

 

・胞状奇胎という婦人科疾患とパートナーシップの課題で強制ストップした、子どもを望む人生の選択肢

・大切な人を大切にできる自分で在るために、まずは自分を知ることを目標に新しいことに触れる、挑戦する日々

・毎月19日をどう過ごすか、どう過ごしたいか、という問いに向き合うことが自然とグリーフワークにつながり、その過ごし方を通して自分の回復状況を客観視することにつながった

・自分の人生にはありえない、人生の「失敗」だと思い込んでいた「離婚」という決断をしたこと

・離婚届を出す前に自分の心を整える時間をとるために寄った喫茶店で、隣の席に座っていた年配の女性が「本当に強い人は優しいのよ」ってお話をされていたこと、その言葉が当時の自分にジーンときたこと、その後の人生を歩む支えになったこと

・自分のいのちの時間をどのように使っていきたいか?活かしていきたいか?何を大切にどう生きていきたいか?を本気で考えることができたこと

・本気で向き合ったら、人生が面白いように動き出した感覚があったこと、ちゃんと私の人生を生きている実感が持てたこと

 

・今の夫との再会のご縁、「もういい」と思っていたけれどやはり憧れていた「家庭を築く、育む」という人生の選択肢

・再び誰かとともに人生を生きてみようという挑戦

 

 

【今、ここ】

 

・レインボーベビーのご縁、初めての出産、育児(育自)

・女性として、助産師として、いのちの経験を深めることができている日々が本当にうれしくてありがたい

 



 

あれから8年の月日が経ち、

今ここに

あの時の経験を力に、

幸せに今を生きている自分がいること。

 

 

大切な存在は人生を輝かせてくれる。

過去も、今も、これからも。

 

 

ここまでの全ての出逢いに、ありがとう。

 

 




あの時の私へ。

そして、今、あの時の私と同じような場所に立っているあなたへ。

 

悲しみやつらかった過去は、消さなくていい。

私の中の大切ないのちの証。

 

それでも未来はちゃんと明るい。

だから大丈夫。

 

自分を信じて。

あなたの人生は、ちゃんとあたたかく続いていく。

 

 

今年も、

今日も、

いのちにありがとう。

 

 

 

  

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助産師・周産期喪失後のいのちの日々をともに歩みます

石渡(いしわた)智恵美だったり、

宇梶(うかじ)智恵美だったりします


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(Photo by Akari Kuramoto / Studio neutral)


■助産師

総合周産期母子医療センター

産科病棟・MFICU病棟に約4年勤務。

産声のないお産や

予定日より

数ヶ月も早く生まれるお産を含めた

100件以上のいのちの経験に立ち会う。


現在はフリーで活動しながら、
看護学生への教育や

行政の母子保健事業にも従事。

 

様々な場で

「いのち」を想い、感じる

お志事をさせていただいている。

 

 

■100例以上の生と死を

強烈に感じる出逢い、

流産を経験した助産師の

いのちからのメッセージを感じる力、

受け取る力で、

「悲しみを悲しみで終わらせない」

心のあり方を発見。

 

■病院勤務助産師として

突然の厳しいいのちの決断を

見守る経験、

産声のないいのちの誕生に

立ち会わせていただいた経験、

自身の流産・婦人科疾患経験から

大人の女性が

涙を流していのちへの想いを打ち明ける、

「想像力」×「質問力」を生かした、

いのちの経験を癒し、

その後の人生における光を見出す

セッションアプローチが得意。


 

■ミッション

悲しいいのちの経験をした女性の

悲しみの中にあるギフトに気づいた

その先にある、

「新しい私」としての人生の指針を

一緒に見つけ、「伴歩」すること

 

 

■ビジョン

天使ママになった女性が

自分のいのちの経験を

自分の人生の「宝物」として

その後の人生を

より深みのある私として

自信を持って生きていける世界を

育んでいくこと

 

 

■趣味は、読書、散歩、ヨガ、

神社仏閣、美術館めぐり

美しいもの、本質的なものが好き

「トラベラーズノート」愛用

旅のスタンプやチラシ、

日々の思い出コラージュ、文房具が大好き

 

皆様とのご縁を

心から楽しみにしております。
 

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