歩いてついた駅はチェルコマッシモ駅。それが有名な観光名所の名前だとも知らず地下鉄に乗り込んだ。いったんテルミニ駅まで引き返して地下鉄A線に乗り換える。行先はスパンニャ。これまたローマの休日で有名なスペイン階段を目指す。

 地下鉄はぎゅうぎゅうではないがまぁまぁ混んでいて、中ほどまで進んでつり革につかまる。すると背の高さがまばらな集団、中学生と小学生が混じったようなグループがいて、その一番背の小さい(5年生ぐらいかな)が少し離れたところから老人のお尻を押して「こっちこっち、セニョール」と言いながらグループがいる真ん中の席に案内し、おそらくその子が今まで座っていたであろう席に座らせた。老人は英語で「センキューベリーマッチ」と日本語のような発音で言ったが、その後はイタリア語で子供達と話していた。何を話していたかはわからないが「セタンタなんちゃら」と聞こえたので60いくつ。歳の話かな。どこの小学校とか?おそらくたわいもない話だろうが、私たちがスパンニャで降りるまでずっと会話は続いていた。日本ではどうだろう。席を譲ってくれる子供はいるかもしれない。だがあくまで控え目だ。その後ずっとしゃべり続けるなんてことはないだろうな。などと考え、おしゃべり好きのイタリアの文化に触れていいなぁと思う。

 着いてすぐビザ屋さんに入りそうになるマリオを抑えてスペイン階段へ向かった。

 

 スパンニャを降りてすぐのpizzaとPastaのお店。ケーキ屋さんの様なショーウィンドウにはいろんな種類の生パスタが展示してあり、好きなパスタ(ペンネとか)を選びソースを選んで注文すると、その場で注文した量をとりわけ調理場へ。調理されて運ばれてくる。

結局我々はここにつく前からピザピザ言っていたのでピザを注文。パスタにすればよかったかな…。

ピザはなぜか外で注文して中で食べるというややこしいシステム。

 ここではしれっとDove il bagno?(トイレはどこですか?)とイタリア人気分で聞いたが店を出るときにはバイバイと日本語で言ってくれた。完全に日本人とばれているにもかかわらず、英語だと思ってBye!などと言って店を出た。