下道を走っていると良くヒッチハイカーを見る。サンフランシスコ市街地でも良く見かけた。運転に夢中だったので、段ボールに書いた行先を読む余裕はなかった。その人たちは決まって、あんまり身なりはきれいではないので乗せる気はしない。日本でヒッチハイクをしている人を見かけたら、それは、罰ゲームか、単にヒッチハイクが目的か、学生の話題作りの人だと思うが、こちらは、本当にバス代も払えなく移動に困っている人のようだ。

ワイナリーからの帰り(行けてないが…)、ホテルにほど近い交差点でヒッチハイクをしている人を見かけた。

今までも、こいつは乗せられねー、って人ばかりだったが、この人はそんな恰好に加え、犬を連れている。まじかー(←若者言葉あんまり使ったことないが…)。

ふと、掲げている段ボールを見ると。

「I'm hungry」の文字。

ヒッチハイクでななかった。

食べるものもなく恵んでもらうため、路上に立っているんだ。今までに見た人たちも、もしかしたらそうだったかもしれない。

綺麗な街並み、バカ広い高速道路。ガソリンをまき散らして走るかっこいいピックアップトラック。大量のHood & Drink。

華やかそうに見えるアメリカの陰に、腹をすかした人たちが大勢いる。

昨日オレは、Pizzaを半分残した。今日も、サンドイッチを半分捨てた。

何か違うぞアメリカ。何か間違っている。

この人たちの上作られた華やかな世界に、何か違和感を覚えた。