前々作「インターステラー」で
日本史上初の
劇場スタンディングオベーションを
発生させたかと思いきや、

前作「ダンケルク」では
3つの異なる時空のパズルを
理解出来なかった観客を
突き放した
ノーラン監督。


今作「TENET テネット」では
エントロピーの法則
という宿題を
観客に課して、
監督ご自身は
一切の説明無しに
パラレルワールドへ
行ってしまいました。

2次元の
宇宙大戦争ですよね?
これは!



私は未だ1回しか
観てませんが
論壇に参戦させてください。


気になった点を
語っていきます。


まずは名前について。

劇中「名もなき男」とは
一度も呼ばれていませんでした。

冒頭の
オペラ劇場テロ対策作戦で
「アメリカ人」
と呼ばれていました。

その後は基本「you」、

最後の挟撃作戦では
コード番号で呼ばれてたはずです。


で、ラストカットで
「主人公」と自称し、
エンドロールも
「主人公」表記でした。


次は
逆行銃について。

研究施設で
逆行銃や逆行兵器の残骸が
逆行の動きをするって
おかしくないですかね?
被弾した壁とセットだから?

ならば
オペラ劇場で
ニールが助けてくれた時の
逆行銃は?
1人だけ逆行だから?
だとしたらニールは
後向きに走らなきゃならないはず。

ジャンボ旅客機空港激突大作戦

順行赤ドアと逆行青ドアを見付け、
意味も解らず入り、
そこで初めて逆行体験するのですから
逆行銃も
そこで初登場すべきでは?

エントロピーの減少は
逆行世界でしか
起こり得ないのでは?
(つづく)