フランス文学界の
マリリンと崇められた
実在のベストセラー作家、
ネリー・アルカン

何故36歳の若さで
自殺したのか。

しかも死後に出版されたのは
自殺がテーマの
「Paradis, clef en main」。


ネリーに自身をシンクロさせる程に
入れ込んだ監督、
アンヌ・エモンが語る。
「アーティストとしても
女性としても
誰にも望まれなくなる事への恐怖
に共感。
ネリーは
誰よりも美しくあることに、
誰よりも賢くあることに、
自分の居場所を得る為に
戦わなければならず、
それが常に大きなプレッシャー
だったはず。」

全女性はもちろん、
中年以上の男性だって
全面的に共感。


劇中小説の主人公、
黒髪のアミが
ラストにブロンドに変わり
ネリーの執筆室で
目覚めたシーンで
現実と小説の境が
曖昧となる。


ネリーの作品群は
そのほとんどが
自伝なのではないか、
というエモン監督の
見立てなのかもしれませんね。


ネリーの心境を慮ると、
東電OL殺人事件
に対する概念が
崩壊してきました。

全女性必見。
100点満点
http://nelly-movie.com