大ヒット上映中!
(ネタバレ注意!
鑑賞後にお読み下さい。)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170704/23/thegreatsasuke/6a/21/j/o0550078213975385232.jpg?caw=800)
傑作
「プリズナーズ」
を作り上げた天才、
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品。
ラストカットの後、
原題メインタイトル
「ARRIVAL」が
大写し。
「1周廻って無事
アライバルしたでしょ?」
と
監督のどや顔が見えるようです。
シャマラン的な
ある種どんでん返しですね。
原作「あなたの人生の物語」には、
起点が現在形、
異星人とのコミュニケーションは
過去形、
一人娘との想い出シーンは未来形、
と
明確な答えがあります。
しかしラスト、
物理学者イアンが
言語学者ルイーズに
「結婚してたの?」
と
訊くシーン。
ムム?
これは単純な倒置法ではないのでは?
冒頭、ルイーズの語り
「時間は流れているのでは無い」、
異星人が話す3千年後の話、
そして意表を突く
縦置き型UFO。
我々が考え、思っている事は、
所詮
我々の次元での
狭い概念にしか過ぎない。
過去だ現在だ未来だと、
我々次元の時間軸に当てはめて
物語を解釈する必要は無いのでは?
そしてこの作品は
「インターステラー」同様、
5次元理論を
表現しようとしたのではないか?
あのユニバーサル文字のように
全ては円く帰結するんだよ、と。
即ち、米版「WIRED」記者が
語ったように、
「ルイーズの人生は
2順目に入った」
と
解釈すべきなのでは?
プロデューサーのダン・レヴィン氏も
娘とのシーンは
「フラッシュバック」と
明言していますし。
この作品は
2回観る事を前提に作られたそうですので、
未だ1回しか観ていない私の
拡大解釈かもしれませんが。
原作者テッド・チャンは
言語的相対論
が
テーマの1つだったと
言っていますが、
ルイーズと異星人との
対話シーンは
むしろ
アンチ言語的相対論
が描かれていると
思うのです。
神の掲示という
言語ではない
テレパシー的な「何か」に打たれて
プロレスラーを
志した私にとっては
それが良く解るのです。
人類遺産として後世に残すべき作品!
10万点!
http://www.message-movie.jp
(ネタバレ注意!
鑑賞後にお読み下さい。)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170704/23/thegreatsasuke/6a/21/j/o0550078213975385232.jpg?caw=800)
傑作
「プリズナーズ」
を作り上げた天才、
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品。
ラストカットの後、
原題メインタイトル
「ARRIVAL」が
大写し。
「1周廻って無事
アライバルしたでしょ?」
と
監督のどや顔が見えるようです。
シャマラン的な
ある種どんでん返しですね。
原作「あなたの人生の物語」には、
起点が現在形、
異星人とのコミュニケーションは
過去形、
一人娘との想い出シーンは未来形、
と
明確な答えがあります。
しかしラスト、
物理学者イアンが
言語学者ルイーズに
「結婚してたの?」
と
訊くシーン。
ムム?
これは単純な倒置法ではないのでは?
冒頭、ルイーズの語り
「時間は流れているのでは無い」、
異星人が話す3千年後の話、
そして意表を突く
縦置き型UFO。
我々が考え、思っている事は、
所詮
我々の次元での
狭い概念にしか過ぎない。
過去だ現在だ未来だと、
我々次元の時間軸に当てはめて
物語を解釈する必要は無いのでは?
そしてこの作品は
「インターステラー」同様、
5次元理論を
表現しようとしたのではないか?
あのユニバーサル文字のように
全ては円く帰結するんだよ、と。
即ち、米版「WIRED」記者が
語ったように、
「ルイーズの人生は
2順目に入った」
と
解釈すべきなのでは?
プロデューサーのダン・レヴィン氏も
娘とのシーンは
「フラッシュバック」と
明言していますし。
この作品は
2回観る事を前提に作られたそうですので、
未だ1回しか観ていない私の
拡大解釈かもしれませんが。
原作者テッド・チャンは
言語的相対論
が
テーマの1つだったと
言っていますが、
ルイーズと異星人との
対話シーンは
むしろ
アンチ言語的相対論
が描かれていると
思うのです。
神の掲示という
言語ではない
テレパシー的な「何か」に打たれて
プロレスラーを
志した私にとっては
それが良く解るのです。
人類遺産として後世に残すべき作品!
10万点!
http://www.message-movie.jp