マツコロイド
を作った
阪大教授ロボット博士
石黒先生と、

劇団・青年団主宰
平田オリザ先生の
コラボ、

ロボット演劇プロジェクト
処女作にして、

オーストリアや
パリでの大成功で
世界中から
上演オファー殺到の
舞台、
「さようなら」の
映画化。



企画・脚本・監督は
各国映画祭荒らしの
深田晃司監督!


主演・プロデューサーの
アメリカ人女性、
ブライアリー・ロングさん
の日本語が
余りにもネイティブ過ぎて
驚き!

オックスフォード大学日本語学部
だったんだとか。
しかも首席で卒業。
スゴい人がいるんですね。

愚妻に爪の垢でも煎じて…、
あ、娘がニューヨークで
英語完璧ネイティブマスターしたから
同じ事か。


安易に反原発に走らなかった事、

主人公が難民という設定等々
登場人物が三者三様だった事が

起伏や動きが少ない作品ながらも
2時間キッチリ
飽きさせない構成となった
勝因でしょう。


死の直前、
まだ首筋が脈打っているカットから
何と、
ワンカット長回しで
室内から窓を越え屋外へ、
そして再び
窓越しに室内へ入り
ジェミノイドFのアップ、
という、

通常では不可能な撮影技法を
さり気なく見せてくれる!!

そんな撮影監督は
芦澤明子さん。
「滝を見に行く」「岸辺の旅」
も撮ったお方だ。
納得!


あからさまに低予算っぽいのに、
心に刻み込まれた作品。


「THE GREAT SASUKE」同様、
IndieGoGoで
資金集めしたようです。

80点