以前予告編を観ていて

気になっていた作品。

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オープニングクレジットに

ポン・ジュノ監督・・・

韓国・アメリカ合作作品だったのね!


氷に覆われて

人間が住めなくなった

未来の地球・・・、

生き残った人類は

永遠に地球一周し続ける

列車の中でしか

生きられない・・・。

ノアの箱列車

というわけね。



まず、列車がどう考えても

デカ過ぎるでしょ?

でもまぁ、未来だから

線路の幅も

車輌の大きさも

格段に大きくなったんでしょうねぇ。


と、

ツッコミどころは

多々あれど、

そんなに

気になりません。


最後尾の劣悪な環境から

裕福層、そして

支配者が乗っている

先頭方向へ

徐々に到達して行くと、

永遠に走っている

走行・環境・生態系システムに

納得させられます。


と、同時に

物語にグイグイ

引き込まれていく。


韓国人だけでなく、

日本人もサバイバーとして

乗車しているところ、

車内の最高のご馳走を

寿司に設定しているところ

に、

ジュノ監督の日本人への

配慮を感じた。

今度は日本人監督が

同様の事を

やってあげないとね。


プロテインバーの

原料は

ゴキブリ

という設定で

よろしかったのでしょうか?



オーラスで遂に姿を現す

大ボス、

つまり支配者役は

エド・ハリス!!!!

って、

ポスターに顔出しちゃダメでしょ。

これは「トゥルーマン・ショー」への

オマージュか?


準主役の

ソン・ガンホ


素晴らしい!!!


この風格は

同じアジア人としての

誇りですなぁ~~。



シロクマの微妙な表情で

幕を閉じる

ラストカット。

何このフランス映画的な

締めは・・・?



あ!

これ、

ホドロフスキー監督で

俄然注目の

バンド・デシネが

原作だったのね!


納得の

ラストです!