本作で関羽が五関通過時に立ち寄った寺院で「請、座(どうぞお座りください)」と普浄和尚に言われるんだが、ソレが聞き取れたのが初学者にとってはなんだか嬉しい。

 

本作は曹操がイイ。何とも魅力的。どこか小林薫さんを彷彿させる佇まいと表情がいい。飄々とはしてるが時折権力者らしい凄味のある表情もみせて強く引き込まれる。

 

時系列的には官渡での顔良退治から五関通過までで、劉備との再開まではない。周倉との邂逅もなし。劉備夫人にどこか罪を感じながらも惹かれて行く人間臭い関羽も見どころ。神としての関羽ではなく、人間としての関羽。元・黄巾賊の卞喜なんかとムキになって口論する処も面白い。こんな奴と口論しても仕方ねえだろw

 

もう少し勉強が進んだらコレを教材にしたいな。