フラゴナール。
名前を先に知りました。 随分昔、上野の西洋美術館で開催されたロココ時代の寵児
フラゴナールの展覧会で、あの透き通るような肌の美しい女性像に惹かれ

すっかりフラゴナールのファンになってしまいました。
そして、今から10年程前に、フランスの香水メーカー・フラゴナールに出会いました。
友人がプレゼントしてくれた香水は自然の香りが幾重にも重なり、時間を経過する中で広がる素晴らしいハーモニーが心地よく香ってくれます。
その名前があのジャン・オレノ・フラゴナールに由来していた事が不思議でした。
今回、香りを訪ねる旅で訪れた一つが、パリのラゴナールの香水博物館です。
英語でのガイド通訳が付き、親切丁寧に香水の歴史や製造法を説明してくれます。
残念ながら、写真撮影は許されませんでした。

香水の保存にはガラス瓶が最適だと信じていましたが、アルミニウムボトルが変質を避け、破損しない最適な保存容器だと教えてくれました。 また、様々な植物由来の精油やムスクやアンバーなどの天然材料に拘った素材から作り出されるこれらの香水は、2年で使い切るのが最良だそうです。
全ての種類が欲しくなりましたが、2年間の使用を考えて、今回は3種。Fragonad, Etoile. Belle denui を購入。 普段は仕事柄、香水を使う事は少ないのですが...
カジュアルな時にはEtoile: トップにベルガモット、アップル、ジンジャーが香り、梔子、ユリ、ジャスミンがそっと後に香りベースにはアンバーとシダーウッドが調和を保っています。
雰囲気を作りたい時には、Belle de nuitを。 ムスクが全体を包み、芳醇な花々と果実の香りが溶け込み魅惑的にしてくれます。
女性らしさを出したいなら、Fragonardで。 白い花々からの贈り物。 アンバーはむしろ上品に香りを惹きたてています。
友人と一緒に5本購入し、アトマイザーをゲット! 大分得した気分でさらにウキウキ。さてさて2年で使いきれるのかしら