明けましておめでとうございます。

柚子を山のように頂きました。柚子1 

頂いた柚子は部屋中に爽やかに、空気を清浄するかのように芳しく香っていました。
普段より贅沢に4、5個をお風呂の中に浮かべて先ず楽しみました。
風呂桶の蓋を取ると、お風呂場中に立ち上る心落ち着く優しい香りです。

お風呂上がりには、柚子を丸ごと3個ギューっと絞って、ちょっと酸っぱめの柚子ジュースを頂きました。 少しのぼせた体に沁み渡りしゃっきり、スッキリ、目もパッチリ。柚子3 
翌日、柚子ジャムを作りました。
少し果肉と水の量が少なかったせいでトロリとした食感を出すのに失敗。
けれど、毎朝頂くお気に入りのシリアルにヨーグルトと一緒にトッピングするととっても美味しいです。 
                               柚子2 
 日本特有の香りの一つ。柚子はお吸い物のや浅漬けの香りとしても最高です。
日本の柚子に幸せを頂いた様でした。
              
フラゴナール。 
名前を先に知りました。 随分昔、上野の西洋美術館で開催されたロココ時代の寵児フラゴナールの展覧会で、あの透き通るような肌の美しい女性像に惹かれすっかりフラゴナールのファンになってしまいました。

そして、今から10年程前に、フランスの香水メーカー・フラゴナールに出会いました。
友人がプレゼントしてくれた香水は自然の香りが幾重にも重なり、時間を経過する中で広がる素晴らしいハーモニーが心地よく香ってくれます。
その名前があのジャン・オレノ・フラゴナールに由来していた事が不思議でした。

今回、香りを訪ねる旅で訪れた一つが、パリのラゴナールの香水博物館です。
英語でのガイド通訳が付き、親切丁寧に香水の歴史や製造法を説明してくれます。
残念ながら、写真撮影は許されませんでした。
                                             

 

 
 

 香水の保存にはガラス瓶が最適だと信じていましたが、アルミニウムボトルが変質を避け、破損しない最適な保存容器だと教えてくれました。 また、様々な植物由来の精油やムスクやアンバーなどの天然材料に拘った素材から作り出されるこれらの香水は、2年で使い切るのが最良だそうです。 
  全ての種類が欲しくなりましたが、2年間の使用を考えて、今回は3種。Fragonad, Etoile. Belle denui を購入。 普段は仕事柄、香水を使う事は少ないのですが...
カジュアルな時にはEtoile: トップにベルガモット、アップル、ジンジャーが香り、梔子、ユリ、ジャスミンがそっと後に香りベースにはアンバーとシダーウッドが調和を保っています。
雰囲気を作りたい時には、Belle de nuitを。 ムスクが全体を包み、芳醇な花々と果実の香りが溶け込み魅惑的にしてくれます。
女性らしさを出したいなら、Fragonardで。 白い花々からの贈り物。 アンバーはむしろ上品に香りを惹きたてています。

友人と一緒に5本購入し、アトマイザーをゲット! 大分得した気分でさらにウキウキ。さてさて2年で使いきれるのかしら





 
久しぶりに長い休みを取ってフランスへ行ってきました。
香りを訪ねる旅をしたかったのですが、季節は少し遅かったようです。
それでも楽しい出会いが沢山ありました。

観光バスでパリの市内を巡っていたら意外と多いのが胡桃の木でした。

                        エッフェル塔

 
       

くるみ 
 

胡桃はフランス南西部が有名だそうですね。
13世紀には金と同様に貴重なオイルだったとか... また、そのオイルは18世紀にはブルドーのワインと同様にドイツやオランダ、イギリス等への輸出品として盛んに生産されていたそうですよ。
ウォルナッツオイルと言われるこの胡桃油の効用は、コレステロール値を下げ、ストレスを緩和し、エネルギーを活性化してくれると言われます。 またカリウム、銅、亜鉛、マグネシウム等を豊富に含みます。
胡桃はお菓子やパンの材料としたり、野菜等の和え物に使っても美味しいですね。
なんて事を考えながら、パリの街をバスの2階から眺めていました。