Ryzenコスパ抜群とメモリの低価格化により

PCを買い替える方が多くなっているのではないでしょうか。

特にintelからRyzenへはパーツの載せ替えだけでは

上手く動作しないことがあるようです。

また、様々なintelのデータが残ったままとなるので

OSをクリーンインストールしようと考えます。

そこでOSクリーンインストールの私なりの手順を

備忘録がてら書いていきたいと思います。

 

大まかには

1ソフト設定エクスポート

2バックアップ

3復旧

の三段階です。

 

1ソフト設定エクスポート

hyper-v仮想マシンやscansnapなどは

設定をエクスポートしてファイル化する機能があります。

それらを使って外付けHDなどに書き出しておきます。

(2バックアップをされる方は使用中PC内でもOK)。

後述の方法でも設定を復元できることが多いですが

エクスポート機能のついているソフトは設定復元のやり方が

ネットに載っていなかったりするのでできるだけやった方がいいです。

私はscansnapのプロファイル復元で大変な目にあいました。

エクスポートの機能がないソフトのほとんどは

C:\Users\ユーザー名\AppData

という隠しフォルダの中に設定ファイルが入っています。

なのでユーザーフォルダをコピーしておけばマイナーソフトでない限り

後からインターネットで調べて設定を戻すことができます。

ChromeやFirefoxもエクポート機能がありますが

PC換装後にこちらの対象ファイルをコピーする方法も取れます。

ブラウザのIDパスワードの記憶などはAppDataで

復旧可能ですが、その他の通常ソフトのログインデータの記憶は

必ず復元できるとは限りません。エクスポートをするのが良いようです。

また、日頃からIDパスワードは暗記するか紙に書いて金庫に入れておきましょう。

 

2バックアップ

バックアップ方法でおすすめなのがディスククローンです。

換装後にOSをクリーンインストールした場合に

設定のエクスポートに失敗したり、権限がなくファイルが開けなかったり、

何かしらの異常で元に戻したいときにファイルコピーだけでは

元のPCに戻せません。なのでシステムバックアップや

ディスククローンのようにHDDを隠し領域ごとコピーできる方法がおすすめです。

また、OSのブートをしなければ外付けとしてデータも普通に確認できます。

しっかりバックアップしたらOSをクリーンインストールしましょう。

アップデートでwindows10を入れているときはHDDはそのままで

アップデート用USBやディスクを起動してクリーンインストールを

選ぶのが良いと思われます。

 

3復旧

パーツを大幅に交換したらWindowsのライセンス再認証が必要になります。

色々やり方はあると思いますが正規のライセンスであれば最終的に

電話認証でなんとかなると思います。

復旧方法としてソフトウェアは手動で入れていくしかありません。

ライセンスキーが必要なソフトはライセンスキーを確認しながら入れてください。

最後にインポート機能があるソフトはバックアップからエクスポートデータを入れる、

その他のソフトはネットでぐぐりながらバックアップからAppDataのファイルを入れる、

で完了です。

※コピーしたユーザーフォルダは権限がなくて開けなくなってます。権限を付与してください。

 

自作PC万歳(/・ω・)/。

 

!!!!注意!!!!

私は普段、仮想マシンで開発をしていて、

nested hyper-vを有効にしていました。

しかしながら換装前のPCが貧弱すぎて

仮想マシン上でhyper-vのAndoroidが使えませんでした。

そこでPCを新しくしてAMDでもhyper-vのAndroidが

使えることを事前に調べていたのですが、

まさかのnested hyper-vに対応してないとのこと。

ショックで死にかけました。

普通じゃない使い方をしている方はintelにしておくべきです・・・。