帝王マイルスのバンドメンバーだった経歴を持つ唯一の日本人ピアニスト、赤城ケイのライブに行ってきました。

これがもう吹っ飛ぶほど凄くて、鳥肌でした。

音に対する瞬発力。
真っ直ぐ深く突き刺さる深い音。
水の波紋のような音の拡がり。
碧と黄色の火花がパチパチと見えて、眩しかった。
ピアノも喜んで、鍵盤をその手に近づけようとしているような。
もっと弾いてほしくて。

それを支える若手のbassとdrumsも、赤城ケイと同じテンションで音が出せる。
凄すぎる。
その張り詰めた会場の空気といったら。
呼吸もまばたきも、勿体無いくらい。

前の席に座ってらしたピアニストに、
「私、四千円しか払ってないのに、アンコールまで聴いちゃってすごく申し訳ない…」
とつい言ってしまうほど、
「四千円のチケット、安すぎるのでは…?」
と真面目に思ってしまったほどのライブでした。

音に向き合う姿勢。

このイメージ、忘れないようにしよう。

写真撮るのも忘れてしまったので、公園の写真貼っておきます(笑)

冬の陽射しと空、柔らかくて好きです。