カンヌ映画のお祭りも幕を閉じた
面白いのは、映画祭もヨーロッパとアメリカでは
これほどまでにも違うのかと思わせられる
映画に対する心構えが違う
ヨーロッパとアメリカでは映画の進め方のテンポが違う
カメラワークがまるで違う
私などアメリカ映画に毒されているものだから
タイトロールが回り始める時に
ダダーンと印象に始めから残る音楽が流れるだけで、
それが静かなものだろうが動的なものであっても
「こりゃいいぞ!」とか決めてしまうあさはかさがある
しかしですぞ、ヨーロッパものは音なしでシーンと無音が続いたりすると
「こりゃいけませんな」とそのあとどれだけ芸術的な
奥の深いシーンが展開されるかも分からぬのに席を立ちたくなるのだ
ヨーロッパに住みながらも
ヨーロッパ的芸術音痴の私の仕事がなりたつのも
とにかくなぜか人が、
ヨーロッパに腰をおちつけて仕事をしたくない人の多いせいなのだ

カンヌ映画祭