乗り物が苦手な私が電車に乗ると決心するには、
それなりに大きな動機が必要で、
「なんとなく乗っちゃおう」というような軽い気持ちではまだ無理
( 先日はあたたかいお言葉、本当にありがとうございました )
今回は「どうしても父の靴を買いたい」と、明確な目的がありました
話がちょっと逸れますが、
我が家は、というか、私は、「我慢すること」を大事にしています
その一環として?、
我が家には「暖房器具を置かない・使わない」という決まりがあります
「あります」というか、私が一方的に押し付けています(^▽^;)
食べたいから食べる、
欲しいから買う、
したいからする、
したくないからしない、
そんなことはダメ、
私は嫌い
息子のゆとり世代にはわからないだろうけど、
昭和どっぷりな私は家庭環境も相まって、「何でも我慢する」ことが普通だったし、
私は私でそれが当然だった
母はいつも「我慢しなさい」って言ってたっけ
私は我慢して育ってきた
今思うと、私はそうやって自分を鍛えることができていたのだから、
昭和という時代、厳しい母親、何でも買い与えられる時世ではなかったこと、
そういう諸々に感謝すべきなのかもしれない
食べたいけど食べない、
欲しいけど買わない、
したいけどしない、
したくないけどする
我慢なんて感じることもなく、
当たり前のこととしてそうやってたんだ、きっと
寒いから暖房?
ダメ!
寒いならまず寒くないようにする努力!
すぐに他力に頼らない!
まずは自力でどうにかやってみる!
我慢しなさい!
我が家のエアコンは、電源が入ることもなく埃をかぶっている
さて、
父の靴に話を繋げますが、
この冬の寒さ、
縮こまって震えている孫・娘夫婦を心配してか、
私が子どもの頃はあれほど「我慢しなさい」と言ってきた両親が、
私の悪態?に思い余って「こたつ」と「ホットカーペット」を送ってきた
二週間前のことです
私はありがたさ半分、迷惑さ半分
‥あ~、これじゃ精神力が弱る衰える、、、
しかしどういうことでしょう!!
こたつのある生活とはこんなにも快適なものなのか!!
ホットカーペットとはこれほどに足元から暖まるものなのか!!
笑
私は手のひらを返す
*なんでも思い切りがいいところは自分でも気に入っています
0 か 100 か という自分
「やっぱり冬はこたつだよね♡」
私は誰よりもこたつの恩恵を享受し、愉しんでいる
息子も夫も、無論、大喜び
「 正月にこたつがあったら最高だったな~~ 」
両親と電話で「我が家は寒いなか、みんなで我慢している」と話したのは、
あの日、夕方6時を回っていた
その二時間後、「こたつとカーペットを買ったからね!今から送るからね!」と、
私の携帯を鳴らしてきた両親
私との最初の電話のあと、すぐに買いに行ってくれたんだな
長崎から東京までそんな大きな荷物、
送料の方が掛かるよ
楽天で買えば安いのにさ
なんて思いながらも、すぐに行動してくれたことに感謝を禁じ得なかった
‥と、
そういう流れで、
私は父へ感謝の気持ちとして靴を買いたかった
なぜ靴なのか
もう四年くらい前、
父が東京に遊びに来た時、
帰り際、私は父に靴を買った
歩きやすいように、高くもないウォーキングシューズを一足
あれから四年、
父は娘にもらったそれがさぞかしうれしかったらしく、
今でも履いてくれているという
擦りきれながらも、大事に
それを母から聞いた私はありがたくて、
父に新しい靴をプレゼントしたかった
だから、そのためには電車に乗らなくてはならない
SEIBUデパートに行きたいから
買ったことは父にはまだ内緒
デパートの紳士靴売り場のダンディーな方が、
私の買いものをサポートしてくれた
「 お父様、きっと喜ばれますよ 」
その方は私が選んだ靴を丁寧に磨き、
青い包装紙に赤いリボンを掛けてくれた
もうすぐバレンタインデー
お父さんはもう誰からももらえないだろうから、
せめて娘から送るね
こたつ、ありがとう
