2012年 元旦
初日の出を見たくて、
眠っている二人を起こさないようにそろりと外へ
あいにくの曇り空
だけれど、
外には多くの人が出ていた
みんな、初日の出を、
一月一日の真あたらしい太陽を、
見に来ていた
意思、
明日の方だけを見る意思、のようなものがそこには満ちていた
白く冷えた、早い時刻の曇り空の下、
人がこんなにもいる
同じ思いの人たちと、同じ方角を見ている
‥うれしかった
怒っている顔の人などもちろんいない
おのおのいろいろあろうとも、
そこにいる人たちは穏やかな顔で、
希望をたたえた瞳で太陽を待っていた
雲の向こうから届いた太陽光が、
確かに彼らの顔を照らした時、
私はその晴れやかさに、胸が熱くなる
ありがとう
新年
新しい年が、
私にもきた
あなたに、みんなに、
あふるる光 あれ

