誕生日の記事の続きになります
ずっと会いたかった大家さんご夫婦とお会いして、
迎えられた時と同じ涙顔で見送ってもらいながら、
夕方、お宅を後にしました
「 必ずまた会いに来ます 」と約束して
“一緒に夕飯を”と誘ってもらったのに帰ってしまったのは、
「 仕事は4時に切り上げたよ。駅前で待ってるからね 」と彼が知らせてくれたから
いつも10時11時に帰宅する彼が4時であがるなんて考えられない
ずいぶん無理してくれたんだろうなと、胸があつくなった
自宅最寄駅に着くと、彼は駅カフェでコーヒーを飲んで待っていた
「 makiの誕生日のケーキ、買いに行こう! 」
私と一緒に行動していた息子ちゃんが横から、
「 じゃあ今日は、俺が麻婆豆腐を作るよ! 」
負けずと夫が、
「 じゃあ俺はサラダ作るよ! 」
んん??
息子よりかなり格下の料理ですわね
息子に花を持たせたのだと、
ポジティブに解釈しておきましょうかね
「 よし!じゃあケーキと食材、買いに行くぞ! 」
ケーキは私しか食べないのでホールでは買えない
好きなタルトを四つ選んで並べた、かなり強引な誕生ケーキ
生クリームにイチゴのホールケーキより見た目はかなーり劣るけど、
好きなケーキがいくつも並んだ、
私には特別な わくわくケーキ
息子の料理は手際がいい
『丸美屋の麻婆豆腐の素』を使ってしか作れない私は、
息子が豆板醤や味噌やみりんや、
調味料を使ってイチから自分で作る姿がまぶしい
「 今日は甘口にしよう 豆板醤をいつもより減らそうっと 」
おぉ、そんな調整もできるのねっ
「 しまったー、まじかよーー
長ネギ買い忘れたーー! 」
ふふふ
なんだかかわいいね
食卓にはロウソクに火の灯った誕生日ケーキと、
息子手作りの麻婆豆腐と、夫手作りのサラダ
質素な食卓です
でも、
その食卓を囲んでいるのは、
今日も生きて誕生日を迎えられた自分と、
大きな病気やケガもなく生きてわらってくれている息子、
今日も明日もずっと一緒にいてくれると決めてくれた夫、
そんな家族が座っている
食卓の上には二人が作ってくれた料理
長ネギよりもっと大切なものが入った料理
私はこれ以上に高級なテーブルを知らない

