悲しんでいる人たちは幸いである
彼らは慰められるであろう
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悲しみをこらえて、
歯を食いしばってわらっている人たちに、
私は心から敬意を表したい
かなしみに無縁の者などいない
苦しみを知らぬ者などいない
みな、人に見せずに生きている、ほほえみさえ浮かべて
くるしい、かなしい、どうにかしてほしい、
言えば楽になる
他人に受け渡した分、自分は軽くなる
そういう人たちはいい、
なぐさめてもらえるのだから
だけど、言えない人はどうだ?
言わないと覚悟のある人はどうだ?
いつ軽くなるともわからない重石をかかえて、
その重さで腰が曲がり首はうなだれても、
それでも生きていくのだと全てを引き受ける
そのひとたちの人間そのものに敬服しないでいられるだろうか
誰も、ぱっくりとひらいた傷から流れる他人の血など見たくないのだ
止める術など私は持たないことを知っているから
その赤は私の無力さを映す赤
見せることによって癒される傷などはじめから傷でさえない
その傷は君だけのものなのだ、どこまでも
私は知っている、
自分だけでその傷口を凝視して耐える人を、
同情を強要せずに独りで苦しみぬく人を
あの孤独 あの喪失
あの喪失感!!
『悲しんでいる人は幸いである
彼らは慰められるであろう』
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P.S. 連休のたのしいときに、
こんな作文でごめんね
