皆さんこんにちは、NAKAです
湯豆腐の美味しい季節になってきましたね
さて、前回HYDE PARKを満喫し、とても有意義な時間を過ごした私でしたが
羽田からの帰りにお腹がすいていたこともあり、東京駅でご飯を食べて帰ることにしました
色々さがした結果、クラフトビールのお店(店名を忘れてしまいました)
で美味しいビールとお料理に舌鼓をうち、大満足なのでした
帰りはJRで帰ろうと思っていましたが、時間も結構遅くなり疲れていたこともあったので
東京から熊谷まで新幹線で帰る事にしました。
21時20分、上越新幹線
順調にいけば22時過ぎには熊谷につく予定です
新幹線ってのはすごい乗り物で、JRに比べて倍の速さで私を目的地まで運んでくれる
まさに夢のような乗り物なのでございます
座席に腰をかけ、今日一日を振り返ります
楽しかった今日一日が走馬灯のように瞼に浮かびます
走馬灯のように・・・ 走馬灯のように・・・
「ハッ!!」気が付くとどうやら私は眠ってしまっていたようです
「はぁ、座り心地が良くてつい眠っちまったぜ、そろそろ熊谷到着かな」
時計に目をやる私
現在時刻23時20分・・・
22時過ぎに熊谷到着予定、現在時刻23時20分・・・
やっちまった やっちまった やっちまった!
寝過ごした しかも大幅に寝過ごした
「とりあえず落ち着け、お茶を飲んで耳たぶを触って深呼吸をしよう」
「っていうか今どこなんだろう・・・」
動揺を隠しきれない私に容赦ない場内アナウンスが流れる
「次は長岡 長岡」
「長岡?はて長岡?どこ?それってどこなの?」
恥ずかしいことに私は熊谷まで行くことの他に何も考えておらず、上越新幹線がどこから
どこまで行く路線なのか全く把握していなかったので「長岡」と言われても全くピンときません
しかし、何やら遠いとこまで来ちまったことくらいは理解出来るわけで
「このまま乗っていても仕方がないからとりあえず降りよう」
そう決心して新幹線を降り、改札に向かいました
すると今度は切符がないのです 全ポケットを探しても見つからない
改札の前で冷や汗をかきながら必死で切符を探しましたが全く見つかる気配がありません
こうなったらもう駅員さんに話してみるしかないな
熊谷で降りようと思っていたら寝過ごしてしまったこと
新幹線の切符を紛失したこと
HYDEPARKが楽しかったこと
私は全てを洗いざらい駅員さんに告白しました
すると駅員さんがスイカに記録されている私の乗車履歴から東京~熊谷間を移動していたことを調べてくれました
「事情はわかりましたが、もうこの時間なので在来線も走ってませんから今日はここに泊まって、明日埼玉に帰るしかないと思います」
「事情が事情なので今回は乗り越し料金もいいただきませんのでこのまま改札を通っても良いですよ」
「おぉ!神よ!なんて優しい駅員さんなんだ!ありがとうございます」
駅員さんの話によると、駅周辺にはカラオケ屋さんやビジネスホテルもあるので泊まるには困らないということ
何はともあれ一安心
いや・・・っていうかここは何所なんだろ・・・
改札を通る時に駅員さんに聞いてみました
「ちなみにここは何県なんですかね?」
「はい、新潟県です」
・・・・・・・・・
なに!新潟!!
とはなりません 意外と冷静に「宿さがさなきゃ」「お腹すいたから何か食べようかな」
と次の行動を考えているわけで
人はほんとにビックリした時って意外とそんなもんっすよ
それと同時に次の日に始発で帰って仕事に行くって選択肢も消えたわけでございます
だってそれをするには遠過ぎるんですもの
せっかく新潟だから観光したい気分の方がかなり優勢なんですもの
その後の情報もあり、僕がいる「長岡」からだと「越後湯沢」ってとこが近くの観光地らしい
無事に宿も見つかり、気分はすっかりレッツ「越後湯沢」なのでございます
「新幹線 まばたきしたら 新潟だ」 「新幹線 油断をしたら 県またぐ」
次回、「越後湯沢編」に続きます
私が上陸した、長岡駅