こんにちは。こんばんは。
レイです。

昨日放送していた「ヲタクに恋は難しい」を観たので、原作への愛重めに感想を残しておきます。

結論といたしましては、映画を観て「ヲタ恋いまいちでは?」と思った方は、原作漫画を読んでから言ってほしいということです。
原作のヲタ恋も、ある意味内輪ネタでくすくす笑うような漫画ですが、ときめきポイントはしっかりしています。映画はいまいちそれがない。


粗めのあらすじとしては、前職の会社の彼氏にヲタバレして振られことをきっかけに転職した成海が、転職先の会社で幼馴染のひろたかと再会します。
次はヲタクに理解がある、気持ち悪くない彼氏を作る!と話す成海に対し、ひろたかが彼氏に立候補し、付き合ってみたところから話が始まります。ざっくりまとめると、幼馴染の空気感から恋人になるためにいろいろ四苦八苦する話です。
成海は重度の腐女子(男性同士の恋愛が好きな女性)のため、世間一般の男性から忌避されやすい(と思っている)というバックグラウンドがあります。


私は原作のヲタ恋が大好きです。
1巻発売から毎回単行本を購入してます。
pixivアプリをいれたのはヲタ恋を読むためでした。
つまり、原作の「ヲタ恋」のファンです。

今回の実写化は、原作者のふじた先生が実写映画決定後のなにかのツイートか単行本の後書きで、「実写化は原作とは別の作品になるよね」といったようなことをおっしゃっていたので覚悟はしてました。

でも、想定を下回る酷さ、原作軽視だと感じました。


以下感想です。
原作に中途半端に乗っかり、ヲタクカルチャー(棒読み)を中途半端にとりいれた結果、話もうまく纏まっていないのが残念でした。筋がぐちゃぐちゃでした。

まれいたそ連れてきたのはがんばったと思いますがね。そこは評価した方がいいと思うのですが…。

エンディングの歌はちょっとずっこけました。
うまくパロディしたわ。天才。

あと、高畑さんと山崎さんは悪くない。「採用。」がとてもよかったです。2人のシーンはよかったのよ。
原作をちゃんと読んで役作りしてくださったのだと思います。



ただ、話の構成を考えた人、ちょっとでてこいや。という気分です。本当に筋がぐちゃぐちゃでした。

(ここから荒れてます)
とりあえず脇役変えてんじゃないわ。
ちょこちょこセリフ変えんなよ。

菜々緒様も斉藤工さんも全然出てこないじゃーーーん。別の役を作るんじゃないよ。
花子はバーにいるんかよ。菜々緒様のスケジュール開くまで公開待つからああああ。
はああなこおおおおおおお!!!(涙の叫び)
花子は成海が職場で素を出せる数少ない友人なのですよ。出さないのは違うと思うのおおおお。
菜々緒様と成海が仲良くなるシーンはどこ!?

樺倉は成海に最初からデレデレではなかったのか!?ランカ派でしょ!?
成海に対して怖いですけど!?
お酒飲んでキャラ崩壊してからはわかる気もするけども…。

別にミュージカル調は気にならないのですが、絶対福田監督風味をつけるための冒頭の佐藤二朗さんのシーンは要らなかったと思うのです。



総括すると、話の構成を考えた人、絶対愛はゼロでしょ。



などと、不満をぶーたら並べつつ、観てみた次第です。解釈違いが多いよおお。


ちなみに成海はTPO分けられる女なので、渋谷デートで池袋感ありそうな服は着ないと思うの。そこは解釈違い。
そして、成海はもう少しちゃんと仕事してると思う。
というか、ちゃんと会社にいる時はヲタを隠してる設定のはずなのよ。というわけで、飲み会かつ打ち合わせのシーンはどうなのだろうか。と思ってしまいました。

また、デート帰りだろうとひろたかはバー行く男ではない。ゲーヲタだから、凹んでても家でゲームしながら凹むって。
ひろたかがそんな簡単にいきなりちゅーしますかね!?あやつ、ヘタレぞ!?成海を想いすぎてたぶん童貞ぞ!?解釈違いでございますうううう!


映画の劇中では語られませんでしたが、成海が彼氏募集中と聞いて、ひろたかが立候補した理由は、初恋かつ唯一恋した相手だからですね。再会して燻ってた想いが再燃したのです。
成海と高校が分かれたひろたかは、成海と年上らしきピアスをあけた男性が恋人の距離で歩いているのを見つけて、初恋を自覚します。
ひろたかがピアスを開けた理由は、大人になりたかったから。大人になれば成海と付き合えると思ったから。成海の相手がピアスを開けていたことから、大人=ピアスを開けている、と考えたようです。
そういうきゅんきゅんするシーンはどこなのか。
ヲタ恋で1番ギュインと来るシーンを抜かないでおくれ。


などなどと、つらつらと語りましたが、とにかく、原作ファンとしては、
実写化 大 失 敗
の映画かと思います。
理由はストーリーの中途半端な改変。
膨らませるところを間違えておられる。
中途半端なのが一番良くない。
ストーリーをもう少し練れたのでは?少し売れた漫画だからといって、すぐ映画化しようとして低予算で中途半端なものを作らないでほしいです。
各方面に失礼だと思うのです。

福田監督の作風は嫌いではないですが、ヲタ恋に関して言えば混ぜて良いものではなかった。
ヲタ恋は単独でギャグがはいっているのだから、福田監督のユーモア要素とはうまくマッチしていませんでした。


総括: 原作好きな人は見ない方がいい。