
ベースのHIROSHI(あぶらだこ)、ドラムのMARU(ex.あぶらだこ/LAUGHIN'NOSE)、ボーカルのNEKO(ex.THE NURSE)から成るD・O・T(Desert Of Tomorrow)の1stアルバム。

まずこのメンバーだけで興味津々。

80年代前半のハードコアパンクシーンの主要バンドに居た方々。
ゾクゾクするストレートなハードコアパンクに、アラビアン・ミュージックのテイストを取り入れ「アラビック・ハードコア・サウンド」を確立。
もともとは別のボーカルが居たそうで、最初はダンサーとして入ってもらう予定だったとのこと。
しかし、最終的にボーカルの方は自分のバンドを優先ということで、NEKOが正式にボーカルとして参加。
D・O・Tを形作る要素のひとつだったアラビアンなテイストが、NEKO加入により一層明確化された。
ボーカルのNEKOは、ナース解散後女優業など得て、エジプトに行き、ベリー・ダンス/エジプト舞踊を学び、日本における第一人者として最前線で活躍中。
まさにD・O・Tに加入するのは必然だった。
ライブではNEKOの妖艶なダンス・パフォーマンスも披露されているとのこと。
ギターレスながら一気に聴かせる卓抜した演奏力。
そこに妖艶でありながら、時に少女のような歌声。
一筋縄ではいかない唯一無二のサウンド。
特に「72」はカッコ良すぎ!!!
3曲目の出だしは「GET THE GLORY」なのもニクイ(^^)
以前のバンド名は「Deborah Harry On The TV」だったが、NEKO加入後に「Desert Of Tomorrow」に変更された。
「私たち一人ひとりは砂粒みたいにちっぽけな存在かもしれないけど、明日の砂漠に希望を見いだしていけるような音楽を作りたい」という願いが込められている。



既に曲はアルバム3~4枚出せるほどあるそうだが、ファーストアルバムは「やっぱりハードコア色を強く打ち出したかった」とのこと。
今後の作品も楽しみだ!
ライブも観たい!


<リリース>
2013年7月24日
<収録曲>
01.NO WAY
02.72
03.CRYSTAL SHOW'BIZ
04.SLICE OF LIFE
05.THEY LOVES YOU
06.RAQS D・O・T(instrumental)
07.I・B・M
08.CORRESPONDANCE
09.D・O・T
10.AQUARIUS