市内に診察・診断を受けれる施設は2ヶ所とのこと。。。

それも、現代では
障害がつく子供が多いのか
そうゆう時代になったからなのか
小児科のように
ただ診察を受けたいといって、その日に受診できるわけではないのだ。



わたしが予約した施設は
半年先まで予約がいっぱいだった。


それまでに
娘の成長の記録や不安に思うことをある程度まとめておいた。
保育園の先生も
その都度変わったことがあれば
色々と教えてくれた。


半年が経ち
やっと診察を受けることができた。


診察室にはいると

Dr.『おはようございます!!』

娘の目をしっかりと見つめてあいさつをする

娘『おはようございます!』
人見知りすることなく元気な返答


単純な言葉でつくられた質問を
しっかり目を見つめて繰り返すDr.

はちゃめちゃな日本語で
質問の答えになっていないような返答を繰り返す娘


Dr.は、細かく
意味不明な日本語をカルテに書き込む
ほんとに細かく書いていた



その後
娘は別室にて“発達検査”を行った。
その間
わたしは、Dr.と問診する。
・半年間まとめた娘の成長の話
・1歳児検診からさかのぼっての、娘の話
・家族構成
・離婚時の話
・父親の話
・母子手帳の内容確認
・喫煙か非喫煙か
・私含めの職業

それはもう色んなことを聞かれた。
私自身が精神鑑定されてるのではないかと錯覚するほどだった。

娘に関係あるのか、ないのかもわからなくなるような質問ばかり。


Dr.は、私の目もジーッとみて質問してくる。
目をそらしたら
動揺してると思われると思ったから
こちらもジーッと見つめて話した。



問診がおわった頃には
どっと疲れきっていたのを覚えている。



娘も発達検査を終えて
同室に戻ってきた。

発達検査といっても、
遊んだり会話していく中で、色々な検査を進めているようだった。



確実な検査結果は後日とのこと。。。


しかし、Dr.から言われた言葉は

Dr.『まだ、確定ではないですが、
まぁー間違いなく自閉症の傾向はありますね。』
続けて
『自閉症スペクトラムという診断が多分おりるでしょう。詳しいお話は後日、検査結果がでた際にお話しますね。』


私《やっぱりか。。。》
そんな気持ちだった。
心構えはできていたし、さほどショックもなくすんなり受け入れていた。


いや。。受け入れていたというよりは
心のどこかで

今の時代は
どんな子供が診察しても
障害の診断が降りる時代なんだ。
だから、診察イコール診断がおりる

そう思っていた。
うちの子が特別な訳じゃないんだ。


まだまだ
完全に受け入れるには時間がかかる。


こんなこと
簡単に本当の意味で受け入れるなんて
すぐできる訳がないのだ。


ショックじゃないのは、
半分認めていない証拠なんだ。


だって
どうみたって私には普通の子供なのだ。
遅れはあるけど、普通の子供にしか見えないのだ。