保育園に通い始めてた娘。
嫌がる事もなく毎日楽しそうに過ごしていた。

2歳児クラスを途中入園したが、
人見知りすることなく他の子供たちと触れ合っていた。

この人見知りがないというのは
赤ちゃんの頃からだ。
誰にでも抱かさり、母が近くにいなくとも泣く事はなかった。


『うちの子、娘ちゃんの事が好きなんです!』と言ってくる男の子の親御さんが何人かいて、まだ2歳なのに、異性に興味があるのかと関心したものだI

我が子が異性に興味を
もつのはまだまだ先の事だったからI


何ヶ月かして
個人懇談というものがはじまった。

1歳児検診以降、
他人から娘の事を話されるのは
はじめてだった。
けど、もうこの頃には
何事もないだろうと、娘の保育園での生活を聞けるのが楽しみだった。


そんな呑気な母親の思いは
呆気なく打ち消されたのだった。。。


担任の先生から
言葉の遅れを指摘されたのだ。

ここでも私は
まったく理解できなかった。
《えっ?まだ2歳だし。言葉なんて個人差があるんじゃないの?どこがどうやったら他の子供と違うのかな。。。》


他の子はどれくらい成長していて、言葉がどれだけ話せるのかなんてわからなかったから先生に聞いてみたが。。。

個人情報になるからなのか、
曖昧にしか答えてもらえなかった。
だから尚の事
理解できなかった。


コミュニケーションに関しても指摘された。

・お友達との距離感が近すぎる
※話をする時、顔が近すぎる
・すぐに泣いてしまう

そんなことを口笛われても
まだ2歳だし、これからじゃないか!!

と久々に汗が立った。


けど、
一応は1歳児検診での話を保育園側にも話さねばと思い、すべてをお話した。
思い出したら涙がこみ上げてきたけど、
グッと堪えた。


ゆっくり様子をみていきましょう!
ってな感じで懇談は終了。


自宅に帰ってからも
やはり納得いかず、母に懇談の内容を話す。
母も同感だったらしく、
『そんなの性格とか個性でしょ!!』
『今からそんなこと言われたってどうするの』
『どこもおかしくなんてないよ』

と、若干イラついていた。

母のイラつきをみて、なぜか
私は気持ちが楽になったのを覚えている。



こんな事がありながらも変わらない日々が過ぎ去っていく。

娘も成長と共に
“ザ!イヤイヤ期”突入I

保育園に迎えに行く→グズグズし始める→玄関から車に乗るまでに15分程泣き、ぐずる→先生方が○○ちゃんどうしたの?となだめに来る→やっと車に乗る→車の中で暴れる→自宅に到着→玄関で狂ったように泣き暴れる→15分玄関で暴れる→やっと治まる

これが、毎日毎日続いた。
なぜ泣くのか。
なにがイヤなのか。
言葉をうまく話せない娘は
ただ暴れるしかなかった。

虐待と近所に疑われてもおかしくないほど、近所中に聞こえる声で大泣きしていた。静かにしてほしかったし、すごく恥ずかしかった。


自宅の玄関につく頃には
頭がどうにかなってしまうのではないかと思うくらい、興奮状態にあった。

正直、私もパニックになり
手をあげてしまったことは何度もあった。

後から、後悔するが
次の日にはまた同じ繰り返しで
保育園に迎えに行くのが苦痛になっていた。


保育園の先生の
哀れむ様な視線が嫌で嫌でしょうがなかった。

《この子はやっぱり発達に遅れがある》って言われてるような気がして、少しでも早くえーん育園を脱出したかった。


この頃には
私の母や叔母ですら
『あんなにこの歳で泣く事あったかな?』
と自分たちの子育て経験と比べ
おかしいと言わんばかりに
コソコソ話すようになった。

それをみて私は
《泣くのは子供なんだから
仕方ないてしょ!!》
《子育ての大変な記憶なんてもう忘れて良いことしか思い出せないんでしょ!!》
《娘を馬鹿にするな!!》

なんて心の中で思っていた。


このイヤイヤ期は約半年間続いた。
今振り返ると
未熟な母親に一生懸命何かを
訴えていたのだろう。
訴えに理解を示す事もできず一緒にパニックになってないていた私。

後悔してももう遅いけど。。。
今ならもう少し違う対応ができたのではないかと思ってしまう。


やり直したくてもやり直せないのだ。
だから
今大変なママたちには
このブログをみて、少しでも楽しんでイヤイヤ期を乗りきってほしい!!


その時は毎日が辛い日々でも
いつかは絶対に終わるのだ。
少し、楽観的になるのもいいのではないかと思う。

今、娘の寝顔をみながらブログをかいていると、ほんとにほんとに愛おしい。
あんなにイヤイヤ期で泣いていた娘も
こんなに大きく成長したんだなぁーってしみじみ思う。


イヤイヤ期って
初めての反抗期だから
これから訪れるであろう思春期の反抗期に向けての予行練習みたいなものなんだろう。


どんな反抗期もいつかは終わりがくるんだって思っていれば、ずっと気持ちは楽だ。
イヤイヤ期で
親も子も絶対成長するはずなんだ!!


この子が、
大きくなったら
笑い話で話してやろうと思うI


我が子は
障害があるために
人より激しいイヤイヤ期だったけど、
その分人より成長できたんだと
思っておこうI


あの頃の娘へ~

ごめんなさいm(_ _;)m