我が子がはじめて人から成長の遅れを指摘されたのは【1歳児検診】だった。。

その頃は、わたしはもちろん
元旦那さんも我が子が障害となんて
無縁だと思っていた。

保健所の職員さんの案内で
順番に手続きを済ませて無事
検診終了口笛

帰ろうとしたその時。。。
保健所職員『お母さんお時間ありましたら、今日は発達の相談ができる専門の方が、来ていますので、良かったらお話してみませんか?』

ひろり『へぇーそうなんですか?
じゃー時間あるので、お話してみようかな。。。』

なんて暇つぶし程度に
話をしてみることに。。。


個室に通されて
絶対私より年下?の見た目は大学生の
姉ちゃんにどうでも良い質問を
ひたすらされた。

《えっ?何?これはいったいなんの質問?
ちょっとお話って。。。
事情聴取されてるみたい》


まったく意図がわからない会話で、
次はその姉ちゃん、娘に話しかけはじめた。

1歳の娘にたんたんと話つづける。

娘は急に泣き出した。
その途端、泣いた娘をみて
姉ちゃん『あーそっかぁ。。泣いちゃうんだねー』なんて言いながら手元にあるノートに何か書き込む。

《は?一体なんの検査?》

姉ちゃん『一応、数ヶ月後にまたお話聞かせてもらってもいいですか?』

ひろり『はぁ。。。わ かり ました』


1歳児検診自体は、
医者にも看護師にも『はい!大丈夫ですねぇー』なんて他の赤ちゃんと同じように終わったはず。。。
こんな話なら
さっさと帰っていれば良かったムキー

なんてちょっとイラッとしながら帰宅。

家に着いても
なんだか落ち着かないあせる
イライラ
納得いかない!!
なんで再診察??


保健所に電話📞
ひろり『さっき1歳児検診を受けた○○と申します。なんかよくわからない専門の方にお話をしたんですけど、あれはなんだったんですか?検診自体はスムーズに終わったのに、なんで数ヶ月後行かなくてはいけないんですか?』

とにかく
モヤモヤしていたものを吐き出した。
この頃には
若干興奮状態になってしまっていた。

保健所職員A『あっ。そうだったんですね。ちょっと確認してみますね』
保健所職員B『お電話かわりました。
お母さんちょっと落ち着いてくださいね。お子様が。。という訳ではないんですが、自閉症とかの疑いもゼロではないので、数ヶ月後また来てくださいとお話したんだと思います。お母さんが嫌な思いをされたのでしたら、断ってもらって大丈夫です。』


この頃には
泣きながら興奮状態絶頂期!!!


ひろり『説明もなにもなく、なにがなんだかわからないまま帰ってきたので旦那に相談してみます』  


実際は、もっともっと色々やりあった気はするけど、ほとんど覚えていない。
とにかく
娘が普通じゃないって言われてるみたいで許せなかった。
まだ、こんなに小さい赤ちゃんをみて
何がわかるんだ!!!
あんな姉ちゃんに言われたことなんて
信用できるか!!!

とMAX怒り狂ってた。



元旦那が帰宅し、
さっそく昼間の出来事を報告。

元旦那『なんだ!それ!どこがどうやったらおかしんだよ。まだ赤ちゃんなんだから泣くこともあるだろうがっっ』

私と同意見で苛立っていた。
もちろん、数ヶ月後の再診察は断ろうということで、簡単に話はまとまった。


次の日
保健所に電話をし、再診のお断りをした。


今思うと 
この頃には娘の障害は確定していたのだろう。。
どこが、どう他の子とちがったのか
今のわたしですらわからないが。
専門家には
わかる何かがあったのかな。。


初めての子供で
我が子しかみていないと
育てづらいなんて思わないし、
発達に遅れがあるなんて思わない。
まだ、赤ちゃんだし
赤ちゃんはそんなもんニコニコ
泣いて怒って当たり前。
成長も人それぞれで、早い子もいれば遅い子もいて当たり前。

なんて思っていた。
実際、夜泣きもほとんどなく
特に育てづらいところはなかった。
友達の子育て話を聞いて
うちの子より大変だとおもうことは沢山あった。

だから
なんにも気づいてあげることも
認めてあげることもできなかった。