MTRで録音 PART3 | THE DYNAMITE CASE

MTRで録音 PART3

▼楽器音の入力

KORG D4を使用。

トラックは4つ。だから、4つのトラックを同時に再生できるって事だね。
でも、楽器やマイクを入力する端子(差し込み口)が2つしかないので、同時に録音できるトラックは、2つですね。
このメイントラックとは別に、1~4トラックにはそれぞれ、バーチャルトラックってのが8つずつ用意されている。
バーチャルトラックのいい所は、例えばトラック1にギター音を入れるとする場合、8つのテイク(録音)を残しておく事ができる。
8つの異なるギターソロやフレーズを録音しておく事ができる....ってわけだね。

記録媒体(記録メディア)は、コンパクトフラッシュだ。
ハードディスクほど処理速度は速く無いし、安定性にも不安があるけど、仲間同士での共有が簡単にできる。
例えば、1曲を完成させるのに、バンドメンバーが揃ってスタジオに入らずとも、このコンパクトフラッシュをメンバーに順番に回していけばイイけだ。

簡易的だけど、楽器やボーカル入力時にリアルタイムにかけるエフェクト(インサートエフェクト)や曲全体にきかせるエフェクト、ミックスダウン時にかけるエフェクトが内蔵されている。

パソコンとUSB接続して、作った曲のデータをバックアップできるし、D4上でMPEGフォーマットのファイルに変換できるし、逆に取り込む事もできる。

ただ難点は、4トラックという点だろうね。
ピンポン録音の繰り返し....って状況に陥る事間違い無しでしょ(笑)。
前回記事にしていますが、ドラムx1、ベースx1、サイドギターx1、リードギターx1、ソロギターx1、ボーカルx1、バックコーラスx1という構成にした場合、単純に7つのトラックが必要ですよね。
D4には4つのトラックしかない....。ダメじゃん.....。
こういう時にピンポン録音をやるわけですが、
トラック1にドラム
トラック2にベース
トラック3にサイドギター
トラック4にリードギター

これでもう一杯ですね(笑)。そこでピンポン録音です。
トラック1~トラック4を一まとめにした音をトラック1~トラック4のどれかに録音します。
そうする事で、空きトラックができます。そこへ残りの楽器音を入れていけばイイんてすね。

でも注意が必要です。
一まとめにしてしまった音のトーンを変えたり、パン(音の位置)等をいじる事は出来るんですが、一まとめにする前の個々の音をいじる事ができなくなります。
だから、一まとめにする段階で、各楽器音をいじっておいたり、全体の音量バランスなどを考慮して実行しなければならないんですね。
言わば、一発勝負!(笑)
私的なポイントとして、トラック個々の音量に浮き沈みが極端に表れないようにするとよいです。
ドラムばっかり音が大きいとか、音は大きくないんだけどギターの高音が耳障りだとか....こういうのを平均化しておいてからピンポンすると後々によいと思います。
最終的には、D4に内蔵されているエフェクトでのお化粧(笑)がし易くなりますね。

ピンポン録音は面倒だ!という人は、8トラックMTR、16トラック、24、32辺りの購入を検討しましょう。
高価だけど、相応の価値と満足感はあります。使い方も大差ありませんよ。

バンドで皆揃って録音!ってな時は、トラック数に拘らなくてもいいんですよ。
私的には逆に、MTR云々ではなく、高品質なレコーダーを重要視しますね。
「うちのバンド構成じゃ、トラックが足りな~い!」、「入力端子が少な~い!」
何て時には、ミキサーを使えばいいんです。
ミキサーってのは、MTRで言うところのレコーダー部分が無い機器の事。
24チャンネル(入力端子が24個ある)辺りのミキサーに、メンバー各々がプラグインして、そのミキサーからレコーダーにアウト。
これでいいんじゃないでしょうか?
まぁ、録り直しの場合は又、バンド全体でよ~いドン!ですが(笑)

そして、D4みたいにトラック数が少ないと不便に感じますが、これ、意外と勉強になるんですよ。
ピンポン録音にしても、後戻りできない....一発勝負....ビシッと決めきゃ....ってな気持ちで作業を繰り返していると、音のバランスだとか迫力だとか位置だとかが、結構身に付くんですよ。
作曲したけど、曲を残しておきたい....とか、これからMTRを使う人にはオススメです。


続く(笑)。