今シーズンのVプレミアリーグは最終日まで、5~7位(7位は下部リーグとの入替戦出場)の順位が決まらず、もつれにもつれました。

そして、運命の3/22。入替戦回避に向け、日立、NEC、JTが
魂の戦いを見せてくれました。

先ず試合前の順位は5位日立12勝15敗、6位JT12勝15敗、7位NEC11勝16敗であったということ。(勝率が同率の場合はセット率で順位付け)

残留確定の条件は
日立は勝つorJTかNECが負けること
JTは勝つorNECが負けること(JTはセット率が著しく悪いので、セット率勝負になると一番不利になります。)
NECは勝って尚且つ日立orJTが負けること(いわゆる自力の無い状態)

前振りが長くなりましたが、山梨県甲府市にある小瀬スポーツセンター↓に行って来ました。
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第1試合は日立vs東レ。同時刻に別会場で久光vsJTもやってました。
日立は第2,3セット連取した時は勝てると思いましたが、東レに巻き返されフルセットの最後はデュースまでいきましたが惜しくも負けてしまいました。

この試合、他力ではなく自力で残留決めるんだという熱い思いが伝わってきました。特にサク(高橋選手)気持ち入ってたなあ~。
JTvs久光はライスコでちょくちょく確認。あっさり久光が勝ってくれるかなぁと思ってたんですが、フルセットまで行ってたんでかなり焦りましたよっ。ガーン

結局久光がフルセットの末JTに勝ち、日立は冷や冷やの残留確定でした。
久光vsJT戦が5分位早く終わってたんですが、試合後結果を伝え聞いた選手は安堵してましたね。

いや~良かった。来シーズンは途中で失速しないよう心身共にタフになって戻ってきて欲しいです。

そして結びの大一番はNECvs岡山。NECはJTが負けたんで勝てば残留確定。チーム関係者とファンは息が詰まるような思いだったでしょう。

第1セット動きの硬いNEC、ディフェンスのいい岡山に取られます。第2セット以降は勝利への執念を見せたNEC。途中まで岡山にリードされる苦しい展開を見事に逆転しました。

勝利の瞬間のNEC
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巨大プレッシャーと1セットダウンの不利な状況に打ち勝っての勝利。この後、NECのほとんど選手が号泣。こっちまで胸が熱くなりました。


最終順位はこちら
順位 チーム名 試合数 勝 負 勝率 得セット 失セット セット率
1位 久光製薬スプリングス 28 23 5 0.82 76 28 2.71
2位 東レアローズ 28 18 10 0.64 63 55 1.15
3位 岡山シーガルズ 28 17 11 0.61 62 45 1.38
4位 トヨタ車体クインシーズ 28 15 13 0.54 52 53 0.98
5位 NECレッドロケッツ 28 12 16 0.43 55 56 0.98
6位 日立リヴァーレ 28 12 16 0.43 56 60 0.93
7位 JTマーヴェラス 28 12 16 0.43 49 65 0.75
8位 パイオニアレッドウィングス 28 3 25 0.11 27 78 0.35

1~4位までは3/28からのセミファイナル、7,8位は4/5,6にチャレンジマッチがあります。