いよいよ、今週末11/4~ワールドカップが始まります。


3位までに入ればロンドン五輪の出場権を手にすることができます。


日本の対戦日程は以下のようになってます。


広島ラウンドその1

11/4 イタリア

11/5 アルゼンチン

11/6 中国


広島ラウンドその2

11/8 アルジェリア

11/9 ドミニカ共和国


札幌ラウンド

11/11 セルビア

11/12 韓国

11/13 ブラジル


東京ラウンド

11/16 ケニア

11/17 ドイツ

11/18 アメリカ


★力的に抜けているのはブラジルとアメリカ。昨シーズンからワールドグランプリまでの流れを考えても、この2チームは上位(3位以内)に必ず入るでしょう。


レベルの高い欧州からは予選を勝ち抜いてきたセルビアとドイツ、そしてFIVBの推薦枠でイタリア。世界バレー優勝国のロシア、オランダ、ポーランドといった強豪国が今大会は出場してないので、日本にもチャンスがあると思います。


ロンドン五輪の3枚目の切符はセルビア、イタリア、中国そして日本の争いになると予想します(もしかしたらドイツもからむかも)。


セルビアは欧州予選首位通過だし、ワールドグランプリ東京ラウンドでは日本にスト勝ちしています。高さもあるし、精神的支柱エレーナ・ニコリッチも怪我から復帰してきて、最大のライバルでしょう。札幌ラウンド初戦が最大のやま場になるんじゃないでしょうか。


イタリアは実績十分のジョーリやピッチニーニ、ロシアンコらベテランと若手が上手く噛み合えば怖い存在。日本とは初戦当たるだけに、調子に乗り出す前に叩いておきたいですね。


中国は北京五輪以降、世界ランキングが下がってますが、日本は苦手意識がるのか相性悪いんですよね~。昨年の世界バレーでも負けてるし、直近のアジア選手権でも負けてます。


☆日本ですが、ここへきての昨年レギュラーだったミドル2人の離脱が痛すぎます。

ユウ(山本愛)は9月のアジア選手権で右膝十字靱帯と内側副靱帯を損傷し全治6ケ月。Vリーグは絶望、世界最終予選になんとか間にあうのかという状態。

キラ(井上香)は3月のVリーグの試合で右肩を脱臼。手術後順調に回復していたのですが、9月に同じ箇所を脱臼し再手術で全治5ケ月。Vリーグの終盤になんとか間に合うかいう状態。

そうなるとアラキングと若手の岩坂がスタメンなんだろうけど、岩坂は高さがあってサーブもいいんですけど、Vリーグでのブロック決定率もさして高くないし、攻撃もスピード感がないのが世界相手には非常に気がかかりです。若いだけに伸びしろもあると思うんで、どんだけ伸びてるか、今大会のキープレイヤーでしょう。


ウイングスパイカーはエース木村は不動。昨シーズンの活躍からしたら、今シーズンは物足りなさも感じますが、得意のコース打ち、相手コートの穴を見つけてのフェイントやプッシュ技術は世界でも指折りですんで必ずやってくれるはず。

木村の対角が固定できずにいますね。昨シーズンから迫田、江畑、石田の誰かを使い調子が悪いと代えるというパターン。ワールドグランプリ後半は迫田の起用が多かったと思いますが、スパイクのタイミングを合わされだすと立て続けにどシャットされることがよくあります。

江畑はハマると爆発力がありますが、今シーズンは不調ですね。この2人が不調だと、石田や新鍋を使うのがこれまでのパターンでした。

OPの基本形は山口。流れが悪くなると狩野舞子が出てくるのが今シーズンのパターンでした。

起用法が楽しみなのが、怪我から復帰してきた栗原。レフトでの起用なのか、それとも昨シーズン同様ライトなのか?プリンセスメグと呼ばれアテネ五輪の出場権を獲得した2003年のワールドカップから早8年。おそらく最後のワールドカップになると思うんでメグには頑張って欲しい!


セッター竹下、リベロ佐野は怪我でもしない限り鉄板でしょう。昨年の世界バレーのような神業ディグを再び見せてほしいです。個人的には濱口や井野がプレーするところも見たいんですけどね。。。



★願望込みの予想スタメン★


狩野舞  荒木  木村


栗原    岩坂  竹下  L佐野