サオリンの渾身のスパイクがJTコートに突き刺さるカミナリー


相手をよく見た軟打がコートに落ちるバレー


本日、木村沙織選手が熊前選手が持っていた日本人の最多得点記録539点を塗り替えましたぱちぱち



11月末から始まり、4ケ月に渡ったVリーグレギュラーラウンドも今週の2試合をもって終了。


既に4強(JT、東レ、久光、デンソー)も入れ替え戦(パイオニア、トヨタ車体)も決まり、JTの連勝も先週止まりましたが、、、プロ野球開幕戦もスルーして三重県鈴鹿へ。


他の会場に比べ、チケット代高めにも関わらず開場前からかならの行列でやんした。



第1試合は NECvsトヨタ車体


スタメンは

NEC

WS:松浦 フォフィー 澁澤

MB:杉山 内藤

S:秋山 L:井野




トヨ車       

WS:都築 眞 レナタ 

MB:羽根 田原香

S: 船崎  L:八田


試合はセットカウント3-2(24-26 22-25 25-21 26-24 10-15)フルセットの末、トヨ車の勝利。トヨ車4レグに入ってから強いですね。


第1、第2セットをトヨ車が取るも、接戦で圧倒してる感じはしませんでした。NECが第3、第4セットは取り返しファイナルセットへ。第4セットは有田選手のライトからのスパイクよく決まってました!

ファイナルセット、序盤レグの乾坤一擲のスパイクが立て続けに決まりトヨ車リード4-1。ミドリ選手のブロックが決まりコートチェンジ、トヨ車リードをキープ8-3。有田のライトスパイクがアンテナに当たったと思いきや、その前にタッチネットがトヨ車にあり、抗議も受け入れられず流れがNECへ10-5。有田のサービスエースなどで2点差に迫るNEC10ー8!しかし反撃もここまで、眞選手のスパイク、レナタのブロック(眞選手、レナタ選手共にガッツポーズが熱かった!)などが決まりトヨ車の勝利。ファイナルセットはトヨ車の方が勢いというか気合いを感じました。


今シーズンのNECはフルセットまでいくものの、そこからなかなか勝ちきれませんでしたね。





第2試合は 東レvsJT


スタメンは

東レ

WS:木村 バルボッサ 迫田 

MB:和田 宮田

S:中道  L:濱口


JT
WS:キム・ヨンギョン 坂下 川原

MB:石川 山本

S:竹下  L:井上


JTは坂下選手と川原選手を入れてきました(ん~、セミファイ、ファイナルに向け東レをかく乱させる作戦かも)。坂下選手は今季初スタメンでしょう。


試合はセットカウント3-2(25-19 23-25 25-21 20-25 15-13)ファイナル前哨戦とも言えるこの試合はフルセットの末、東レの勝利!JTはここへ来て、よもやの連敗です。JTファンの方は25連勝もして、4レグ後半で調子落として、これでもしファイナルへ行けなかったら何だったんだよ~って感じでしょう。


冷静に考えれば消化試合にすぎないのですが、両チームのプライドをかけた戦いに燃えた炎。ファイナルでこの展開だったらヤバイですね。




第1セットは序盤こそJTがリードして1回目のTTO迎えるも、その直後、東レが連続得点で逆転し押しきりました。


東レはリオ(迫田選手)の豪快なスパイクがよーく決まってました。リオはサーブも効果的に決まってたし、いまやチームに欠くことのできない存在。東レの試合見るのは昨年の12/19以来なのですがリオの成長を実感です。


JTではテンさんのツーアタック芸術品でした。坂下選手のバックアタックも久々に見ました!ヨンギョンはエンジンがかからず、ユウも目立ちませんでした。




第2セットは何度も逆転のあるシーソーゲーム。序盤、サオリンの攻軟織り混ぜたアタックがよーく決まってました。終盤ヨンギョンが目覚めたJTがこのセットを奪取。


第3セットも中盤までシーソーゲームの展開。16ー14でJTリードも宮田由佳里(宮田選手も実際のプレー久々に見ました)のサーブから7連続得点で流れは東レへ。JT流れも戻そうと位田と谷口投入も流れは戻らず。




第4セットは位田、谷口をスタートから起用のベスメンで来るJT。隊長のサーブ良かったですね。ヨンギョンも爆発しました。



ファイナルセット、序盤ヨンギョンの気迫のスパイクでJTが走り4-1。サオリンのスパイクで2点差まで追い上げる東レ9-7。タクト(芝田選手)の活躍でついに東レ同点に追い付く9-9。ここから日韓両エースの痺れる打ち合いへ。ヨンギョンが決めれば、サオリンが決める展開でした。最後はJTのブロックがアウトになって東レの勝利!今シーズン4レグの最終週になって、JTの負け試合を初めて見ました。


勝利の瞬間、濱口選手満面の笑み。その後、待機場所にいたアラキングと大山未希がダッシュで歓喜輪の中へ、ダッシュできると言うことはそれ程、足痛くないのかも。


今日のMIPはもちろん東レ 木村沙織選手

韓国のエース、キム・ヨンギョンに負けない活躍を見せてくれた日本のエース木村沙織。栗原、大山加奈、狩野舞子と全日本代表のスパイカー陣が故障で苦しんでいるのでケガには気をつけて、次のステージも頑張って欲しいです。