おしんちゃんとアゴリーナ | シャネルを着た悪魔の阿修羅道

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フランス語圏内のとある邸宅で働く個人秘書Aが綴る、よもやま話。

前回からの続きです。

 

 

 

 

結局3日後

 

「熟考した結果、やはり個人宅だと

先行きが分からず不安なので、

このまま会社で働き続けます」

 

と断られました。

 

そのため、諦めて別な人を探し始めていたのですが、

やはりなかなか思うようにも見つからず。。。

すると数週間後に、おしんちゃんから

 

「色々あって今の会社を辞めることにしました。

もしも家政婦のポジションが空いていれば

働かせていただけますか?」

 

という(ありがたい)メッセージが来て、

夏の終わりから働いてくれることになりました。

 

実は人情型のマダムは、苦労人のおしんちゃんを

 

「こういう人を無碍に扱ったら罰が当たるから、

交通費(電車代)を払ってあげる!」

 

と言い、(現時点では)Win-Winな関係で収まりました。

これからどう変わるのか、変わらないのか・・・

ただ、おしんちゃんくらい落ち着いた人だと、

メンヘラ兵隊ともうまくやってくれる気がします。

 

以前の家政婦は、フルタイムで働く人が2人

パートの兵隊、アイロンがけの家政婦R4人体制でしたが、

コロナが終息して以降ムッシュとマダムの旅行が増え

 

パート2人で間に合うよね?」

 

という結論に至り、おしんちゃんのポジションの人を探していました。

 

ところが、週末や祝日、夜番をやるパートというのが

思いのほか見つからないのです。

みんな、月から金までの日中でフルタイムで働きたがる。

 

その中で候補者として浮上してきたのが、

マダム宅の下の階で働く家政婦S

どうやらコンシェルジュから人探しの件を聞いたようです。

 

向こうからコンタクトしてきたので

履歴書を送ってもらうことにしました。

写真を見ると、パソコンの前ジャケットを着ていて

 

「私たちが求めている感じではないな・・・」

 

と思いつつも、経歴はホテルのリネン係

アイロンがけも得意とのことで期待できました。

 

ところが、蓋を開けてみたら

 

平日の夜はいいですけど、週末は働けません」

 

条件が噛み合わず諦めることに。

その後、おしんちゃんが心変わりしてくれたので一安心。

 

でも、兵隊+おしんのパート2人体制だと

アイロンがけに手が回らないことも多いため、

家政婦Sには臨時アイロンがけのみ来てもらうことに。

 

初対面の日、本物に会って驚きました。

アゴがしゃくれてますやん。

いや、アイロンがけにアゴは関係ないので

別にいいんですよ?

でもただ履歴書の写真と全然違っいて。。。

しゃくれ具合も噛み合わせが少し悪い程度ではなく、

結構なしゃくれ角度

フォトショをしたのか、しゃくれて見えない角度

研究した結果、自分のベスポジを熟知しているのか。

どちらにしろ、彼女のあだ名は「アゴリーナ」になりました。

 

アイロンがけに関しては、おっかさんよりも上手そうです。

しかもアイロンがけが好きみたいなので2時間程度で

かなりの量を終わらせてくれるため、

これからも重宝しそうです。

 

可愛い人若い人もいませんが(!)、

そういう人たちの方が1番問題を起こさない気がしています。