BL小説を読んでみた。 | 百花斉放

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道楽おさーん、日々つれづれなるままにコレを記すなり。

 いつかお手合わせしたいと思ってたBL小説を読んでみた。作品はコチラ↓。

官能小説家を調教中 (ガッシュ文庫)/森本 あき

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 コレ選んだのは別な検索でついでに引っかかってきて目に付いて、ちょっと興味引かれて見てみたら評価高いので試してみた。言うまでもなく「官能小説」って単語がいっと引っかかったってのは言うまでもないやね。
 単純にこの点は失敗だった。官能小説に関する記述はぶっちゃけツっ込みどこ満載。特に主人公の心の師匠が宇野鴻一郎とかいつの時代だよっ!と思う(笑 考えてみたらBL作家が官能小説読んでる可能性は低いよナ。おそらく一冊も読んでないんじゃないだろか。
 とはいえ、作品としてはふつーに楽しめた。うん、予想外に。ふつーにやろーが読んでもそんなに問題ないと思うネ。
 ナゼか?
 あのさ、主人公でウケの子の紅葉クンがさ、めっさかーいーんだよ。
 小柄で華奢でかわいー系。
 人見知りで生真面目な優等生だけどカンはちょーにぶ。コトに恋愛感度はゼロ、つかマイナスじゃね?なくらい。
 とーぜん一途に尽くすタイプで料理はもちろん家事全般が得意。
 そのクセ官能小説家やっちゃうくらいだから、もーそーバリバリのむっつりスケベと来たもんだ。
 もーね、なんてエロゲ?と。マルチヒロインだったらだいたいこの手のキャラいて、やつがれとしちゃド真ん中なんでそっからねらってくもんナ。
 実際のトコこれって95%ふつーの官能小説なんだヨ。逆に言うと5%も書き換えたらホントにふつーの官能小説になっちゃう。挿絵はあるけどマンガじゃないから、読んでて脳内画像がなかなかな25才♂にならなくってねェ。そんくらいに紅葉クンってかーいーんだワ。
 いや、ホントかーいーので、ダマされたと思って男性諸氏もいっぺん読んでみ。挿絵で♂だって思い出してなへるんだけど、そのうちたとえナニがついてても抱けるって思えちゃいそーになっから。