現在僕はアメリカに住んでいまして(8月にはドイツに引越しします)、学校がMounds Park Academyと言う金持ちのプライベートスクール。そんな学校に通えるほど金はなかったのですが、父が会社と交渉して、アメリカに来るのなら息子の学校払えと……(アメリカの前はドイツだったんですが、そこではレヴェルの高い学校も全部公立で一応父の論理は通るのですが……)
まぁとにかく英語もちゃんと喋れないドイツ人ぽい日本人がスノッブの学校に行けばいじめられると思っていました。
ここから少し臭くなります:
しかしそうではなかった。僕はMPAで多くの友達を見つけた。とくにすごくハンサムなインド人といい友だちになった(マジ、彼はイケメンだけど、僕はホモじゃないから!)。時々彼が全の科目の成績が94%の成績表を見せつけると、少しムカついたが、それでもいい二年間だった。
さて今日は九年生が終わったということでMcKewonさんが家でパーティをひらいた。McKewonは金持ちらしく、学校の体育館のトラックがMcKewon Trackと名付けらている(彼らが寄付したから)。
それにもっと言うとIsabel McKeownを僕は結構好きだった。ダークで茶色い長い髪は流れる雨のようにしなやかで揃っていた。小さな髪留めで彼女は前髪を集めて、その下からは深い栗色の瞳が煌き、彼女は微笑していた……。
もちろん深く会話をしたこともなく、僕は彼女に近づく勇気もなかったけど、やはりドイツに戻り、彼女とまた会わないと悲しくなる。別れはいつもツライ。
話はパーティにもどるが、McKeownたちの別荘で行われた。別荘と言っても本館だけで僕達の家より大きく、温度調節できるプールにサウナ、それに庭からは湖が広がるといった屋敷だった。車高には限定品のスポーツカーが並び(例えばフォードGT)、僕は場違いを感じた。
なぜかパーティでは居心地が悪かった。僕はMcKeown家の裕福を嫉妬していたのだろうか? それとも友達と一緒の最後の日だからだろうか?――分からない。でもどちらにせよ、MPAは僕に取って重大な人生の一章であり、光のなかで完結した。
MPAの写真:
建物

バスケットフィールドが四つ入るドデカイ体育館。

体育館のMcKeown Track
