[デイリーポスト=キム・ジョンウン記者]韓日通信業者が第4次産業革命時代に向け、情報通信技術(ICT)スタートアップとの協力やビジネスモデル発掘などの計画を明らかにした。

 

LGU+は、 第1回「スタートアップパートナリングデモデー」を24日に開催した。この行事は韓国LGU+本社で行われ、同社事業部の門関係者とスタートアップ9社の代表が参加した。

 

LGU+、KDDI、グローバルブレイン、KOTRA(大韓貿易投資振興公社)、スタートアップアライアンスなどが共同主管した今回の行事は、大手企業とスタートアップが協力できるビジネスモデル発掘へ向けて設けられたという。 4月末に書類受付を開始、書類審査と本選審査を経てLGU+(9社)とKDDI(7社)がそれぞれデモデー進出スタートアップに最終選定した。主に成長可能性が高いモバイル関連のICTスタートアップが中心となった。

 

LGU+が選定したスタートアップは、▲モバイルロック画面の広告プラットフォーム会社「バズビル」▲リアルタイムメッセンジャーによる協業ツール提供会社「トスラップ」▲英語学習にゲームやマシンラーニングを組み合わせたエデュテック企業「キャッチイットプレイ」▲リアルタイム位置認識とスマートセンシング技術によるセキュリティと業務効率化支援ソリューション会社「ピープル・アンド・テクノロジー」などである。

 

LGU+は、今回選ばれたスタートアップと緊密な協力関係を構築し、ビジネス面で協力を強化する一方、今後スタートアップ連携を積極的に進めることにした。 トスラップのキム・デヒョン代表は「スタートアップのサービス紹介やビジネス協力を議論する機会が一層増えることを期待したい」と話した。

 

LGU+連携推進担当のキム・ヨンファン常務は「ICTスタートアップとの協力及び支援をさらに拡大して、互いにウィンウィン(win win)できる環境構築に努めてたい」と語った。 

 

一方、KDDIはこの日、東京本社で同じ方式で7社のスタートアップと共に「スタートアップパートナリングデモデー」を展開することにした。