先日、広尾にある山種美術館へ『生誕120年 福田平八郎と日本画モダン』という展覧会を見に行ってきました。
新しくなった山種美術館へ行くのは初めて♪
モダンな雰囲気のステキな美術館でした。
福田平八郎の絵は 斬新と言うか、モダンと言ったらいいのか…、独特な表現力を持つ画家です。
この展覧会のポスターにもなった『雨』1953年
降り始めたポツポツ雨が、乾いた瓦に落ちた様子を描いた絵です。
誰もが知っていて理解できる様子ですが、まさかこれを表現できるなんて考えもしなかったような世界。
展覧会のチケットに印刷されていた『筍』1947年
これもまた斬新!
何もめづらしいものを描いている訳ではないのに、見る人を感心させ、降参させるような存在感!
この展覧会は前半後半に別れていて、前半にだけ展示されていた『漣』1932年
なんともモダンです。
日本画というより、北欧のテキスタイル デザインのよう。
『彩秋』1943年
『花菖蒲』1957年
『鮎』1956年
ワタシは、この『芥子花』(1940年)という作品が気に入りました^_^
速水御舟『天仙果』1926年
他にもいい作品が盛り沢山だった展覧会でした。さすが山種美術館!