メジャーデビューミニアルバム「スター誕生」沢田チャレンジの全曲解説 | The Challenge

メジャーデビューミニアルバム「スター誕生」沢田チャレンジの全曲解説

沢田チャレンジの「スター誕生」全曲解説

メジャーデビューをひとつの目標として掲げてきたザ・チャレンジ。
そんな俺たちのメジャーデビュー盤が、このミニアルバム「スター誕生」だ。
音楽シーンに、新たなスターが誕生することになる、自信作が完成したんだぜ!
このミニアルバムは、ライブハウスを盛りあげてきたザチャレの代表曲を再録音・再ミックスした4曲と、
メジャーデビューにむけて新たに制作された新曲4曲の計8曲を収録した、
はじめてザチャレに触れる人にも、インディーズ時代からザチャレを応援してくれてる人にも、
楽しんでもらえる作品になっているんだ。そんな「スター誕生」をより理解してもらうために、
全曲の作詞を担当する沢田チャレンジが全曲解説をするぜ!

1. 僕はアイドル
このアルバムの1曲目に入れることをイメージして作った曲で、
アルバムを試聴して、最初に何が聴こえてきたら、面白いだろうってことを考えたんだ。
ビートルズ先生も「4人はアイドル」という作品をリリースしているけど、ロックバンドが、
メジャーデビューの第一声で、僕は君のアイドルになりたいんだ!って堂々と叫ぶって、
他のバンドには、なかなかできないことだと思うんだ。
これは「君のために歌い続けるよ」っていう、ザ・チャレンジの決意表明であり、
すべての男子たちに「あの娘のアイドルになろうぜ」ってエールを贈る応援歌でもあるんだぜ。

2. キラキラ(star tanjo mix)
ライブで1曲目にやることも多い、瞬間沸騰ソングの「キラキラ」。
イントロのギターフレーズがとにかく気持ちいい!
初めてデモを聴いた時に、ライブでやっているあの踊りが舞い降りてきたんだよね。
この曲は、ザ・チャレンジが大きい舞台に呼ばれるようになってきた頃に作ったもので、
歌詞は、そこで歌うことをイメージして書いたんだ。「ひとりじゃ叶わない夢があるの」という歌詞は、
今でもライブのたびに、ほんとにその通りだなって思いながら、歌っているよ。
俺は、この曲でみんなに、この世界は自分次第でいくらでも輝くんだ、ってことを伝えたいのさ!

3. お願いミュージック ~メジャーバージョン~
ザ・チャレンジが結成して最初に作った曲がこの「お願いミュージック」。
このバンドでやりたかったこと、表現したかったことが、すべて凝縮されている曲なんだ。
自分たちでも、この曲が持つ「魔法」みたいなモノの正体は未だによくわからない。
2年ぶりに新たにレコーディングをして、さらに強い曲になったと思う。
プレイボタンを押せば「今宵 パーティです」と、いつでも君を、
ミラーボールが輝くあの世界に連れだしてくれる、そんな曲なんだぜ。

4. LOVEってる
メジャーデビューのタイミングで、他のバンドが今、絶対に作らないであろう曲を作りたいと思い、
もしも、ザ・チャレンジが男性アイドルグループのデビュー曲を作ったら、
というコンセプトでチャレンジしたのが、この「LOVEってる」。上の世代には、どこか懐かしい。
若い世代には、なんか新しい。聴けば聴くほどクセになる、なんとも不思議な曲が出来たんだ。
これにより、ザ・チャレンジに新たに「歌謡ロック」というカードが加わったんだぜ! 

5. マイガール(star tanjo mix)
インディーズのセカンドミニアルバムのリード曲だった「マイガール」。
90年代のトレンディーな空気感をまとったパーティーチューンで、
お客チャレンジ(ザチャレのファンの呼称)の根強い支持のある曲。
今回の再ミックスにより、前バージョンよりも、ロック色が濃い仕上がりに。
そして、この歌の「マイガール ちょっと笑ってよ 楽しまなくっちゃ 楽しくないぜ」という歌詞は、
ザ・チャレンジを象徴する名フレーズだと思うんだぜ!

6. 君と○○
正式タイトルなのに、いつまでも仮タイトルに見える「君と○○」。
タラコチャレンジが、おもいっきりライトな曲を作ろうということで作曲し、
そこに沢田チャレンジが、さらにライトな歌詞を乗せた、とびっきりライトでPOPなナンバー。
子供たちがすぐに覚えて、一緒に踊りたくなるような曲を作りたかったんだ。
そして、サビのスカのリズムもザチャレとしては、はじめてのチャレンジ!
ちなみに、「○○したいんだ」の羅列は、JITTERIN'JINNの名曲「プレゼント」のオマージュなのさ!

7. 会いたい 会いたい ちょー会いたい ~メジャーバージョン~
ザ・チャレンジを初期から支える代表曲「会いたい 会いたい ちょー会いたい」。
某女性アイドルグループの「会いたかった 会いたかった 会いたかった」に対して、
この曲は「会いたい 会いたい ちょー会いたい」と、全く会えてない状態を歌っているラブソング。
会えて幸せって気持ちより、会いたいって気持ちのほうが、想いとしては絶対に強くて、
世の中って、そんな願望や欲望がいろんなことの原動力になっていると思うんだ。
また、今回の再レコーディングで、サビの歌詞の一部を変更。え、なんでかって?
初期の頃は、歌詞を覚えるのが大変って理由で、サビの歌詞を全部同じにしていたからさ!

8. 花金ダンス
日本で暮らす俺たちにとっての「サタデー・ナイト・フィーバー」って、なんだろう?
それって、土曜じゃなくて、金曜の夜じゃない?と思い、生まれたのが、この「花金ダンス」。
ベイ・シティ・ローラーズのSaturday Nightを彷彿されるイントロから始まり、
サラリーマンも女子大生もバンドマンも、みんな金曜の夜に、なんか楽しいことないかって、
最高の瞬間を求めて、とりあえず飛びこんでいく、そんな様を描いた歌なんだ。
中盤の沢チャレの語りでは、昭和を代表する酔っぱらいソング「スーダラ節」の歌詞を引用。
月曜から金曜まで毎日がんばっている、すべての人に、この曲を捧げたいんだぜ。
そして、目指すは「花金ダンス」を流行語大賞に!今夜、俺と花金ダンスしない!?