「11ヶ月」 | The Challenge

「11ヶ月」

ザ・チャレンジのボーカル3人体制だからできる、
デュエット曲を作りたかったんです。
女性ボーカルと男性ラップの掛け合いの歌ってあるじゃないですか。ああいうのを。

で、設定は、女の子が、年上の男がやたら大人に見えて付き合ってみたんだけど、
フタを開けてみたら、ぜんぜん大人じゃなくて、
結局、男って、いくつだろうと、アホなんだなって彼女は気づいて。
で、男の方は、大人ぶっていたくせに、別れてからもその彼女を引きずっていて。
そんな感じの恋愛話を描いてみました。

ポイントは、男のダメっぷりです。
たぶん、週末はパチンコとかするタイプの男です。
あと、夢だけは、つねにデカいタイプです。
なんで女子は、こういう男に、ひっかかるんだろうなあ。



「11ヶ月」


「あなたは今も 覚えてますか わたしといた季節を 
 どこにでもある 普通の恋を

 はじめてのこと わからないまま 手探りで追いかけた
 不器用だけど 愛していました

 あなたと別れてから いくつかの恋もした
 あなたより好きな人も・・・
 それでも今でも ふいに思うの」

遥か昔の春の匂い
懐かしい夏の通り雨も
飽きもせずいた秋の夜長
不愉快でも 冬は白くかがやく

「おまえは今も覚えているか 俺と過ごした そんな季節さ
 俺は今でも覚えているさ まるで昨日のことかのような
 子供すぎて 俺は背伸びして 強い言葉 飛ばして 泣かして
 マジごめんね なんて言えないで いつもひとり おまえ傷ついて
 若気のいたり 後悔もしたし だけど取り戻せない あのふたり
 ぴたり連絡とかも途切れたし マジ食べたくなるおまえのハヤシ
 やばい うまい おかわりしたい できることならカレーも食べたい
 そんなことが今の俺の願い 我慢できない もう一度 会いたい

「あなたと別れてから いろんなことを知った
 間違いにも気づいたわ・・・
 それでも今でも ふいに思うの」

遥か昔の春の匂い
懐かしい夏の通り雨も
飽きもせずいた秋の夜長
不愉快でも 冬は白くかがやく

「おまえは今も 覚えているか はじめてキスしたファミマの裏 
 はじめてのおそろのキーホルダー はじめて作った自作の歌
 他のやつから見ればガラクタ けど俺らの11ヶ月は 輝きつづける 季節さ

遥か昔の春の匂い
懐かしい夏の通り雨も
飽きもせずいた秋の夜長
11ヶ月の恋をしてた

遥か昔の春の匂い
懐かしい夏の通り雨も
飽きもせずいた秋の夜長
不愉快でも 冬は白くかがやく