セラピスト歴13年

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深層心理に潜むネガティブ感情を

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花咲♡錬金術セラピスト

あいだ 朋恵ですニコニコ

 

 

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▷▷【プロローグ】 見える世界と見えない世界。“私を生きる”戦いが始まる。

 

前回のお話しはこちら

▷▷【第57話】やりたいことをやっていい。新しいサポーターさんとの出会い/あいだ朋恵の人生ストーリー

 

――――――――――――――

 

 

実家に帰って、3年後。

38歳の秋のこと。

 

リビングで両親が

口論をしていました。

 

 

 

母から急に呼び出され、

急に話を振られましたガーン

 

 

『あなたが虐待を受けていたと

 先生方に告げられた話を

 お父さんにしなさい』

 

 

 

私は瞬時に

察知!ガーン

 

 

 

母の性格からすると

父との言い争いに勝てないとみて、

父を悪者にしたくて

私を呼び出したんだろうなぁ~と。

 

 

 

 

ここで母の思い込みの

罠にはまると

 

 

母は得意げ、

父は大ショック!

 

 

私は加害者になり罪悪感にかられ

家族は大惨事・・・

 

 

 

心理療法にたずさわる職業柄、

ありありと想像がつく

構図が出来上がっていました笑い泣き

 

 

 

 

 

 

私が過去に家族から

虐待を受けていたという事実は

変わらない。

 

 

 

でも、それは、

私の過去であって、

私の「今」でも、「未来」でもない。

 

 

 

 

私は「私」を

父に伝えることにしました。

 

 

 

 

「私は、

 イギリスで心理療法士としての

 トレーニングを受けた時の先生から

 エネルギーワークの師匠からも、

 

 

 私が抱えていた心と体の反応が、

 ”虐待を受けた人”の症状を

 示しているということを告げられたの。

 

 

 子供の頃から

 大人になるまで、 

 私はずっと辛かった。

 

 

 私という存在を

 大切にされているとも、

 尊重されているとも

 感じられたことはないし

 

 

 私の話を聞いて

 理解するのではなく、

 うるさいと怒られ

 

 

 暴言や

 しつけと言う名目で、 

 叩かれ、閉め出され、

 

 

 それは

 お前が悪いからだと

 育てられてきた。

 

 

 私は、もう、

 高校生の時にはわかってた。

 我が家はおかしいって。

 

 

 心理学の本も読みあさって、

 家系のことも全部調べた。

 

 

 その頃には、

 もう、わかってた。

 

 

 お父さん自体が

 虐待を受けて育っていて、

 それを自覚しないまま

 私たちを同じように育てたということも。

 

 

 何を言っても

 どうにもできないと思っていた。

 

 

 私は、

 エネルギーワークを学び

 心と体と魂の癒しを知って、

 

 心理療法士になって、

 自分で、自分を癒すこと

 人の癒しを支えることを選んだ。

 

 

 誰を責めたって何も変わらない。

 また同じ苦しみを繰り返すだけ。

 だから私を変えてここまできた。

 

 

 そして、

 今の家族の中で幸せに生きたくて

 ここに戻ってきた。

 

 

 お父さんは

 私と口論した末に、

 私に一度言ってくれたことがある。

 

 

 俺には

 愛情というものが、

 愛というものがわからないって。

 

 

 でも、もし、

 俺に愛というものがあるのなら、

 

 

 それはお前たちに

 美味しい食材を探して、

 美味しいご飯をつくって、

 食べさせることだって。

 

 

 だから、私は、

 お父さんが作ってくれる「ご飯」を

 お父さんの「愛」だと思って

 

 毎日ありがたく

 食べさせてもらっているよ。

 美味しいご飯をありがとう」と。

 

 

 

母は、自分の思惑とは

違う私の話に呆然とし、

 

 

父は、思わず

泣きそうな顔になり、

 

 

涙を見せられない男ならではの

涙を隠すようなくしゃっとした

顔をして・・・

 

 

私の言葉を、想いを、

受けとめていました。

 

 

 

 

 

 

過去、私は辛かった。

残酷すぎる自分の運命を呪い、

 

両親に愛されていると

感じられない自分を憎み、

 

そして、

自分を殺して、

死ぬことばかりを夢見ていた。

 

 

 

それでも、私は、

両親を愛することしか

できなかったのです。

 

 

 

この世に生きている限り

叶うことなら、

 

 

 

人を憎むより

人を愛したい。

 

 

 

それは、本当は

私を憎むより

私を愛したい。

という虚構なのかもしれません。

 

 

 

でも、

どんなに残酷な現実が

目の前にあっても、

 

 

 

一筋の希望という名の

愛を見出せる人でいたい。

 

 

 

想いはあっても実際は、

私も人間。

 

 

自覚なしに加圧して、

プレッシャーをかけてくるような

人は嫌だし(笑)

 

 

尊重ではなく

自分の意見だけを押し付けてくる人も

めんどくさいので、逃げます(笑)

 

 

それでいいかなと

今では思っています。

 

 

 

 
 

 

 

不器用な父はこの日以来、

人が変わったかのように

母が嫉妬するほど(笑)

私を大切にしてくれるようになりました。

 

 

 

私が変われば

家族も変わる。

 

 

すべては

愛の可能性♡

 

 

 

 

続きは、また次回♡

 

 

 

第59話はこちらから 

▷▷【第59話】虐待は遺伝する。怒鳴る、叩くは脳波の問題/あいだ朋恵の人生ストーリー

 

 

 

 

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