セラピスト歴１３年
サポート実績５０００件以上
深層心理に潜むネガティブ感情を
サラッと「魅力・輝き」に変える専門家
花咲♡錬金術セラピスト
あいだ 朋恵です
はじめから読む
▷▷【プロローグ】 見える世界と見えない世界。“私を生きる”戦いが始まる。
前回のお話しはこちら
▷▷【第２０話】 あの一言で母奮起！生きるための戦いがはじまる／あいだ朋恵の人生ストーリー
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「生きる」か「死ぬか」
瀬戸際にいる私を
生きる世界に呼び戻すための
私と母の心の攻防戦は、
熾烈を極めました。
自分たちの暴言や行いの正しさ、
正当性をただひたすら
私に説こうとする母。
母の言い分に絶望し、
止まりそうになる呼吸で
息を切らしながら、応戦する娘。
この人には
何をいってもムダだと諦め、
部屋に帰ろうとする私を引き戻し、
話をさせようとする母。
1ヵ月以上が経過してもなお、
平行線が続いていました。
一筋の希望の光すら見えない
母娘の攻防戦をとめたのは
母の友人でした。
母から私の話をそのまま聞き、
こんなことを伝えてくれたそう。
「あなたは
子どもを抱きしめて、
愛していると
伝えたことはあるの？
あなたは、
子どもを家の外に
閉め出した後で、
ちゃんと抱きしめたの？
子どもは
愛情をもって
抱きしめられないと
自分は愛されている、
望まれて存在していると
わからないのよ？」
母は、
知らなかったのです。
「私」という子どもには、
愛情というものが
必要だったことを。
そして、父も
知りませんでした。
我が家は、私以外の誰も、
愛情というものが
家族には必要だということを
知らなかったのです。
両親は、
結婚するまで異性と
つきあったこともなく、
人を好きでしかたないという
感情すら認識することもなく、
お見合い結婚した
２人でした。
母は、
母の友人の言葉を聞いて
ようやく私の話を
言い訳することなく
ただ、聞き、
自分にできる最大限で
受け読めようと努力を
はじめました。
家族関係の問題は、
愛をもって寄り添ってくれる
第三者の介入があってはじめて
明るみになり、解決へと向かいます。
暗闇には
愛の寄り添いを。
私が死の淵から舞い戻れたのは
母の中に一筋の「愛の光」を
感じることができたから。
私は誰よりも
母を愛していたのだと
思います。
状況が良くなっていくように
思えた矢先、
私への姉の報復が
はじまります。
続きは、また次回♡
第２２話はこちらから
▷▷【第２２話】母が味方になったら、姉の報復が待っていた／あいだ朋恵の人生ストーリー
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