セラピスト歴１３年
サポート実績５０００件以上
深層心理に潜むネガティブ感情を
サラッと「魅力・輝き」に変える専門家
花咲♡錬金術セラピスト
あいだ 朋恵です
はじめから読む
▷▷【プロローグ】 見える世界と見えない世界。“私を生きる”戦いが始まる。
前回のお話しはこちら
▷▷【第18話】 心臓に突き刺さる父の暴言、倒れている妹を蹴飛ばす姉／あいだ朋恵の人生ストーリー
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腸痙攣が１週間に
3～4回も起こるようになり、
私は死を待つだけの日々を
過ごすようになりました。
もう、あたりまえのように
呼吸ができない。
常に酸素不足の私は
意識が朦朧として、
現実と
現実ではない存在達の
区別がつかなくなっていました。
急に何かに
意識と体を乗っ取られ
どすぐろい感情が
体内から湧き上がり、
悪意にみちた言葉を
つぶやきはじめることもありました。
突然、私の声が、
普通の音から、重低音にかわり
誰かの悪口を、無意識に、
口から放ちはじめることもありました。
憎悪、憤怒、嫉妬
怒り、恐怖・・・
ネガティブ感情が
湧き上がっては、
悪意を放つ。
こんな時の私は、
自分でも自覚できるほど
がらりと表情や目つきが変わり
人相も悪くなっていました。
はっと、意識を取り戻すと
今度は、罪悪感、羞恥心、
自己否定の嵐・・・・
次第に意識が混濁して、
思考する力すら
奪われていきました。
親友や友人が
心配し、優しくしてくれるたびに、
私は「ごめんね。ごめんね」を
繰り返しつづけていました。
それでも、親友は、
私を心配しても、嫌がることはなく
どんなことがあっても、
私のそばにいつづけてくれました。
彼女がいなかったら
私はとっくに
死んでいたと思います。
彼女がいたから
生きていたのです。
「ごめんなさい」
ばかりを繰り返す私に、ある日、
親友はこう言いました。
『ねぇ、ともえ。
私は私の大切な人に
ごめんなさいと
言われたいんじゃない。
私があなたを心配したり
何かしたいと思うのは、
あなたの笑顔が見たいから。
だから、私への言葉は
ごめんなさいじゃなくて
“ありがとう”がいい』
彼女のこの言葉は、
朦朧とした意識で、
ボロボロの心と体を抱えて
生きる私に「光」をくれました。
「ごめんなさい」ではなく、
「ありがとう」
この言葉を使うようになったら
私の状況に少しずつ
変化が起こりはじめます。
私は、
傷つくことを
悪いことだとは思っていません。
傷ついた人ほど
優しくなれる。
彼女との出会いで
私は痛みを知る彼女から
両手に抱え切れないほどの
優しさと心をもらいました。
続きは、また次回♡
第20話はこちらから
▷▷【第20話】 あの一言で母奮起！？生きるための戦いが始まる／あいだ朋恵の人生ストーリー
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