遂に発表!シカゴの新作アルバム「"Now" Chicago XXXVI 」 | FEELIN’ STRONGER EVERY DAY  Only the beginning

遂に発表!シカゴの新作アルバム「"Now" Chicago XXXVI 」



日本時間で本日早朝、

シカゴの新作アルバム「"Now" Chicago XXXVI 」が
7月4日にワールドワイドリリースする事を公式発表!。



ワールドワイドリリース予定日は2014年7月4日…

まさに「サタデイ・イン・ザ・パーク」の“4th of July”⇒⇒アメリカ独立記念日にぶつけてきた!!。



特設サイトも開かれ、現在5種類(!)のアルバムパッケージのプレオーダー中。(試聴も可)


http://chicago-now.com/

https://soundcloud.com/#chicago_the_band/sets/now-chicago-xxxvi-cd-preview-1

http://www.chicagomerch.us/collections/now-chicago-xxxvi



https://www.youtube.com/watch?v=wOH5g4s_V7k
【"NOW" Chicago XXXVI - 2014 NEW ALBUM! - シカゴ公式YouTube】動画


「シカゴ35」(仮)だったはずなのに、なんで「36」なんだというカウント上のでツッコミはともかく(笑)、

CDを購入する前ににこうして事前にネットで試聴できるような時代になって、
まあ便利と言えば便利な世の中になりましたよね。


全曲試聴した印象は
前回のオリジナルアルバム「Chicago XXX」がナッシュビル風のコンテンポラリーな感じだったのに対して、
今回は“ロバート・ラムとその仲間達”な雰囲気、
つまりロバート・ラムとロバート・ラムのソロアルバムのブレーンであるハンク・リンダーマンを中心にした
まさに昨今のロバートのソロアルバムや初期のシカゴのようなアバンギャルドな感じで、
尖がった曲も結構あり。
「NAKED IN THE GARDEN OF ALLAH」なんてその最たるものでしょう。



とにもかくにもこのアルバムの最重要人物はロバートとハンク・リンダーマン!。
ハンク・リンダーマンはプロデュースにアレンジにエンジニアリングにと大活躍。
更に万華鏡のようなジャケットデザインはロバート本人とこれまたロバートのブレーンの
トレント・ガードナー(トロンボーンも演奏)で、
ロバート色がとても濃いアルバムとなっています。
(マスタリングはJoe Gastwirt)

新作の製作においては、時にツアー中のホテルの中でのレコーディングもあり、
その時のツアーにジミーさんとウォルトが帯同していない時ですと、
ジミーの代役としてニック・レーン、
ウォルトの代役としてレイ・ハーマンやラリー・クリマスが参加していますので、年の為。


そんな中でAORなシカゴを求めたい方にはジェイスンが「Love Lives On」等で素敵な美声を披露しています。
更にアルバムの一曲目がジェイスンがリードの「Now」ですからね。
ジェイスンの歌声はとにかく美しい。同年代のTOTOのジョセフ・ウィリアムズもそうですが、50代の声ではありません!凄い喉です。


シカゴの新作の中の一曲「Free At Last」の間奏部分が
「大都会 -闘いの日々」のテーマ曲と…で私自身笑いが止まらない!

https://www.youtube.com/watch?v=FZumRgAzWQQ

それ程今作はアバンギャルドだという証拠(笑)かなと言うのは置いといて、

シカゴのデビュー時のアメリカはベトナム戦争まっただ中でした。
今のアメリカはドルの力は失われ(中国に支えられ)、
オバマ大統領の国内外での求心力も失われ(テロリストやロシアが暴走し)、
アメリカが世界の中心ではなくなりつつある時代の中で
この新作全体を通して言える事は、
アメリカ独立記念日にぶつけてきたのもそうですが、
この時代への疑問・変化・混沌・希望その他もろもろの叫びと言うものを、
(特にロバートの投げかかる視点から)綴ったアルバムではないかと思います。


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