VOICE OF AOR@渋谷公会堂(備忘録) | FEELIN’ STRONGER EVERY DAY  Only the beginning

VOICE OF AOR@渋谷公会堂(備忘録)

$FEELIN’ STRONGER EVERY DAY  Only the beginning-VOICE OF AOR



一昨晩開催されたVOICE OF AOR@渋谷公会堂
の備忘録を。

ちなみに曲の後ろにある☆マークは“原曲キー”で歌われた曲です。


渋公に並んだ時に、一般席と招待席の列が同じ長さだった事にトホホとなってしまい、、
話に聞く中野サンプラザ1階席の半分しか埋まらなかった云々をまたまた危惧していましたが、
なんとか1階席は9割5分ぐらいは埋まり…でも2階席は解放ぜず。
これだったらSHIBUYA AXあたりでもよかったような…。

だいたい今夏のビーチ・ボーイズの来日公演と同じプロモーターで
会場はQVCマリン(千葉マリンスタジアム!!)。
アメリカが前座とはいえ大丈夫か…

など思いつつも

ファーギーの登場で一変!!。

おーー!!ファーギーだ!!。


I、ファーギ―・フレデリクセン
①カルメン(☆)


TOTOのアルバム「アイソレーション」のオープニング曲。
ルーク(スティーヴ・ルカサー)のヴォーカルの所はビル・チャンプリンが担当
そしてファーギーの甲高いあの声!!。しかもカルメンはオリジナルキーだ!!。
オリジナルキーのありがたさを実感。


②エンジェル・ドント・クライ
③エンドレス
④アイソレーション

その後もアルバム「アイソレーション」のナンバーを演奏。
キーが若干苦しそうな時もあったものの、声量もあって、
とにもかくにも大病から復活して来日してくれたファーギーをこの目で観る事が出来ただけでも、
このライヴに来た価値があるというものだ!!。



II、ビル・チャンプリン
①ユー・アー・ノット・アローン

②ルック・アウェイ

次にビルが登場、ハードな曲なのになぜかアコギを抱えてでしたが、
おなじみの独特の“こぶし”フェイクも絶好調で
声量も抜群!!。
トミー・デナンダー率いるバンドのアレンジは基本シカゴのライヴヴァージョンに沿っているものの、
北欧メタル風???なハードなギターで
逆に新鮮なのかも??。


③アフター・ザ・ラヴ・イズ・ゴーン

そんなバンドも「アフター・ザ・ラヴ・イズ・ゴーン」を演奏。
アレンジは基本ジェイ・グレンドンオールスターズかビルのソロヴァージョンに忠実で、
トミーのギターもジェイ・グレンドン風。
ただ、この曲は今回のやや…というか結構ハードな曲が多い今回のライヴの中では
異質だったかも??。

④リヴ・ウィズアウト・ユア・ラヴ

ビルのキーボードの単独弾き語り。大サビ以外の2番までを歌いあげる。


⑤忘れ得ぬ君に(☆)

ピーター・セテラ(あるいはジェイソン・シェフ)のヴォーカルパートは何とファーギー!。
シカゴホーンズの代わりはキーボードのお兄ちゃんのブラスシンセ。
ただ、そのシンセのサンプリング音がトホホな感じで…(汗)。



III、スティーヴ・オージェリー
①セパレイト・ウェイズ


声自体はハイトーンもでるものの…声量が…。
ただだんだん喉も温まってきたか、
ブリッジ以降の大サビからはだんだん声も出てきたような?。

それにしてもこの「セパレイト・ウェイズ」が会場が一番熱気が盛り上がったような?。

②ドント・ストップ・ビリーヴィン

喉も温まってきたかと思っていましたが、まだ温まっていなかったようで…。う~ん…。

③時への誓い(☆)

「時への誓い」の前に何故か“忠犬ハチ公”エピソード。
シットリとした曲なので喉への負担も少なかったからか、
歌いあげていました。

④お気に召すまま

朝の日テレ「スッキリ」のあの曲。
スティーヴは喉は終始苦しそうでしたが、
私的にはジャーニーの曲を聴けてヨカッタ。



IV、ボビー・キンボール
①ガール・グッドバイ


ここで真打ボビキン登場!!しかも会場に向けて写真パシパシ撮りながら(笑)。

キーを変えていたので一瞬?と思ったものの
TOTOのアルバム「宇宙の騎士」でおなじみ「ガール・グッドバイ」!!。
しかもファーギーとスティーヴがバックヴォーカル。

ムラがあると言われるボビキンの喉のコンディションですが、
今回は良いみたいで、マイクが可哀想に思える程の声量とシャウトも好調!!。


②アフリカ(☆)

ペイチ(デイヴィッド・ペイチ)のヴォーカルパートはなんとキーボードのお兄ちゃん!!。
エンディング後はトミーのギターソロコーナーへ。


③ミリオン・マイルズ・アウェイ

ボビキンTOTO復活の時の「マインドフィールズツアー」の時にも歌っていた
TOTOのアルバム「ターン・バック」でおなじみの「ミリオン・マイルズ・アウェイ」。
こういう曲はボビキンの十八番!!。


④ロザーナ(☆)

ルークのヴォーカルパートはこれまたキーボードのお兄ちゃん!。
TOTOのライヴ時でのペイチのキーボードソロと同じフレーズを
キーボードのお兄ちゃんも弾いていましたが…ウ~ン、トホホな感じだな…。

その後ビルのハモンドソロ⇒トミーのギターソロへと移り、
上手から現れたファーギーがこれまた写真パシパシ(笑)。
来日最終公演でしたからリラックスしていたんでしょうね。



アンコール
①子供の凱歌(☆)


まず現れたのがトミー、そしてバンドの面々。
演奏したのがTOTOの「子供の凱歌」!!。
いや~、TOTOとはまた違うメタル風のハードな演奏だ!!。


②ジョージー・ポージー(☆)

ここで意外にも「ジョージー・ポージー」!。
しかも歌うのはキーボードのお兄ちゃん!!。
これでリードヴォーカルをとるの何曲目だ(笑)。
ビルのキーボードの所になんとボビーが座り、
ボビーがキーボードを弾いているその後ろからビルがちょっかいを出すような感じで
キーボードの上にあるハモンドでフレーズを弾くという
まあ何とも贅沢と言うか愉快な光景が。

③ギフト・ウィズ・ア・ゴールデン・ガン

そしてボビキンが歌うはこれまた意外なTOTOのアルバム「ターン・バック」のオープニングナンバーの
「ギフト・ウィズ・ア・ゴールデン・ガン」!!。
まあ「マインドフィールズ」ツアーでも歌っていましたが。


④ホールド・ザ・ライン(☆)

シメはやっぱり「ホールド・ザ・ライン」で
これで振り返ってみればライヴの半分はボビーの時間だったような(笑)。

ボビーとファーギーが並んで映っているというTOTOファンからにしてみれば
何とも豪華な光景で、
しかも昨年のTOTO武道館公演にはボビーは参加していない故
(ルークがTOTO再結成にボビーを参加させなかった大人の事情もありで…)
ボビーのTOTOナンバーをジョセフ(・ウィリアムズ)が歌うのではなく、
やっぱりボビーのナンバーはボビー本人が歌うという事のありがたみを感じています。



ファーギーも元気だったし、
ビルやボビーの喉も相変わらずパワフルでしたし、
今回のようなコラボライヴはともかくとして
個々でもいいですからまた来日してほしいものです。


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